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最終更新日:2010年3月10日

市長の部屋

平成23年度施政方針から

自然と歴史と先端科学技術が調和し一人ひとりが輝くまちを目指して

たつの市長写真

たつの市は、昨年10月に記念すべき合併5周年を迎えました。私は、新市発足以来、市民の皆様の負託を受け、『みんなで創る魅力と活力あふれるまちづくり』を基本理念としたまちづくりに取り組んでまいりました。

その間、行政改革は、131名、全体の15%に当たる職員を削減するなど、効果額は約52億円を達成、大型プロジェクトは、「本竜野駅、播磨新宮駅の駅舎及び周辺整備」、「半田神部中央雨水幹線」、「道の駅みつ」などの事業がほぼ完成、安全・安心のまちづくりについては、学校施設の耐震化、防災行政無線の整備や防災マップの地域ごとの作成、配布など、それぞれの地域の特色ある発展と住民福祉の向上という新市建設計画の目的が着実に進んでいます。

また、昨年は、真に自立したまちづくりを目指し、これまでの行政改革から更に一歩突っ込んだ「まちづくり改革プラン」を策定し、市主導の市政運営に市民の参画を進めた「市民の市政診断」、市民と協働で工夫し実行する「市民協働委託事業」として「地域防災力強化事業」、「地域子育て支援事業」、「小学生店長直売所体験事業」を実施しました。

一方、現下の国政は、政策の先送り、法案成立率が過去10年間で最低など混迷を続け、財政面でも長期債務残高が過去最高を更新しており、本市の予算編成や事業立案に影響を与えています。

そこで、新年度の市政推進については、「大型プロジェクト事業から市民生活に直結したきめ細かな事業への移行」、「自ら考え、行動できる政策の決定」、「健全財政の堅持」を念頭に、次の3つの基本姿勢をもって臨んでまいります。

1点目は、「行政改革の深化・拡充と自立したまちづくり」の実現です。

先に述べました「まちづくり改革プラン」は、これまで単なる経費削減のみに終わりがちでありました行政改革から脱却し、市民生活に直結した、真の自立したまちづくり実現のため、自ら考え、自ら行動を起こすよう改めたものです。

具体的な施策として、「自立のまちづくり事業」をはじめ、「姫新線チャレンジ300万人乗車作戦事業」、「若者出会いサポート事業」など、市民が主体的に取り組む活動を推し進めてまいります。

2点目は、「健康で幸福感を実感できるまちづくり」の実現です。

市民のだれもが、いつまでも幸せでありたいと望んでおり、その根本は「健康」にあると言えます。そこで、市民生活に密着した保健・医療・少子化対策などの福祉施策を中心に、積極的に展開してまいります。

まず、子宮頸がん、ヒブ及び肺炎球菌等の「予防接種助成事業」や中学3年生までの医療費を無料化する「こども医療費助成事業」の拡充に加え、「特定不妊治療費助成事業」、「SPring-8放射光がん早期検出モデル事業」などの施策を新たに実施します。

また、市民病院については、引き続き建替工事を進め、救急・小児科医療を充実し、体制強化と経営の効率化を図ります。

3点目は、「人と自然が共生するまちづくり」の実現です。

これまで私たちは、自然から多大の恩恵を受けてきましたが、近年、その環境に異変が生じ、市民生活に影響を及ぼしていることから、次のような新規施策に取り組みます。

まず、市内で新たに就農される方に対し、農業研修や住居にかかる経費を助成する「たつの暮らし試行事業」を導入し、耕作放棄地の解消と定住促進を図ります。

また、有害鳥獣の捕獲や防護柵設置など被害防止対策を強化し、里山や森林奥地の広葉樹林を整備する「野生動物共生林整備事業」などにより、人と野生動物が共生できる自然環境の再生を目指します。

以上、平成23年度における市政推進の基本姿勢を申し上げましたが、地方分権が更に本格化する中、『市民一人ひとりが自分で考え、行動し、強い連携と協力』で、真に自立した地域づくりに取り組み、たつの市の発展とたつの市民の幸せのため、全身全霊をもって市政運営に邁進する所存です。

平成23年度施政方針

たつの市長 西田正則

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