昔の道具(1)
食事に関係するもの(その1)


おひつ
さわら、ひのき、杉(すぎ)などの木材(もくざい)で作(つく)られたご飯(はん)を保存(ほぞん)する容器(ようき)
  そうけ
(たけ)で編(あ)んだかごで、米(こめ)や野菜(やさい)などを入(い)れる道具(どうぐ)

はがま
(てつ)などの金属(きんぞく)で作(つく)られたご飯(はん)を炊(た)く道具(どうぐ)。ふたは木(き)でできている。
  石うす
大豆(だいず)などを上(うえ)の穴(あな)から入(い)れ、二(ふた)つの石(いし)をすりあわせることで粉(こな)にする道具(どうぐ)

七輪(しちりん)
木炭(もくたん)などを燃料(ねんりょう)にして、上(うえ)に置(お)いた網(あみ)で肉(にく)や魚(さかな)などを焼(や)く道具(どうぐ)
  さおばかり
(さら)にのせた食物(しゅくぶつ)と分銅(ふんどう)(重(おも)り)をつり合(あ)わせて重(おも)さを量(はか)る道具(どうぐ)

昔の道具(2)
食事に関係するもの(その2)


天びんばかり
(さら)にのせた食物(しょくもつ)と分銅(ふんどう)(重(おも)り)をつり合(あ)わせて重(おも)さを量(はか)る道具(どうぐ)
  台ばかり
竿(さお)につりさげた重(おも)りを動(うご)かし、台(だい)に乗(の)せた物(もの)とつり合(あ)わせて重(おも)さを量(はか)る道具(どうぐ)

枡(ます)
(こめ)などの体積(たいせき)を量(はか)るための木(き)でできた容器(ようき)。体積(たいせき)の単位(たんい)は、合(ごう)、升(しょう)、斗(と)
  手びしゃく
(みず)や汁物(しるもの)をすくうための道具(どうぐ)。竹(たけ)や木(き)で作(つく)った容器(ようき)を柄(え)につけたもの。

箱(はこ)ぜん
自分専用(じぶんせんよう)の茶碗(ちゃわん)、汁椀(しるわん)、小皿(こざら)、箸(はし)の入(はい)った箱(はこ)
  ちゃぶ台
円形(えんけい)、方形(ほうけい)をした四本脚(よんほんあし)の食事用(しょくじよう)の机(つくえ)。折(お)りたたみできるものが多(おお)い。

昔の道具(3)

衣服(いふく)に関係するもの


火のし
(なか)に炭火(すみび)を入れ、底(そこ)を布(ぬの)に当(あ)ててしわをのばしたりする金属製(きんぞくせい)の器具(きぐ)
  アイロン
(ひ)のしが発展(はってん)したもの。開閉式(かいへいしき)のふた、ガス抜(ぬ)きの煙突(えんとつ)、握(に)り手(て)がある。

洗濯板(せんたくいた)
のこぎり状(じょう)の切(き)り込(こ)みがある、洗濯(せんたく)に用(もち)いられる木(き)の板(いた)
  たらい
(まる)い形(かたち)をした平(ひら)たい桶(おけ)。洗濯(せんたく)をするときなどに使(つか)われた。

わらぞうり
稲藁(いなわら)を編(あ)んで作(つく)られる履物(はき)。昔(むかし)のサンダル。
  足ふみミシン
(あし)でふみ手(て)で回(まわ)すことで、織物(おりもの)などを縫(ぬ)い合(あ)わせていく機械(きかい)

昔の道具(4)
住まいに関係するもの


行燈(あんどん)
(さら)に油(あぶら)を入(い)れ、木綿(もめん)などの灯心(とうしん)に点火(てんか)して使用(しよう)する照明器具(しょうめいきぐ)
  ランプ
(おも)に灯油(とうゆ)を燃料(ねんりょう)とした照明器具(しょうめいきぐ)。灯心(とうしん)に火(ひ)をつけて使用(しよう)する。

懐炉(かいろ)
ベンジンを使(つか)って熱(ねつ)を発生(はっせい)させ、携帯(けいたい)して身体(からだ)を暖(あたた)めるもの。
  やぐらごたつ
(き)で組(く)んだ枠(わく)の上(うえ)に布団(ふとん)を掛(か)けて使用(しよう)する炬燵(こたつ)。熱源(ねつげん)は豆炭(まめたん)や練炭(れんたん)など。

手回し電話
ハンドルを回(まわ)し、発生(はっせい)した電気(でんき)で電話局(でんわきょく)の呼(よ)び出(だ)しベルを鳴(な)らす電話機(でんわき)
  黒電話
自動交換機(じどうこうかんき)を内蔵(ないぞう)する回転(かいてん)ダイヤル式(しき)の電話機(でんわき)