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最終更新日:2024年3月11日

令和6年第1回定例会

議案など

議案番号

議案名

承認第1号

専決処分した事件(令和5年度たつの市一般会計補正予算(第7号)について)の承認を求めることについて

同意第1号

たつの市教育委員会教育長任命の同意を求めることについて
議案第1号 令和5年度たつの市一般会計補正予算(第8号)
議案第2号 令和5年度たつの市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)
議案第3号 令和5年度たつの市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)
議案第4号 令和5年度たつの市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)
議案第5号 令和5年度たつの市病院事業債管理事業特別会計補正予算(第1号)
議案第6号 令和5年度たつの市水道事業会計補正予算(第1号)
議案第7号 令和5年度たつの市下水道事業会計補正予算(第2号)
議案第8号 たつの市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定について
議案第9号 地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例制定について
議案第10号 兵庫県市町村職員退職手当組合規約の変更に関する協議について
議案第11号 児童福祉法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例制定について
議案第12号 たつの市手数料条例の一部を改正する条例制定について
議案第13号 たつの市御津やすらぎ福祉会館条例の一部を改正する条例制定について
議案第14号 たつの市介護保険条例の一部を改正する条例制定について
議案第15号 地方独立行政法人たつの市民病院機構第2期中期計画の認可について
議案第16号 たつの市岩見漁港管理条例の一部を改正する条例制定について
議案第17号 たつの市企業立地促進条例の一部を改正する条例制定について
議案第18号 たつの市営住宅条例の一部を改正する条例制定について
議案第19号 たつの市水道事業給水条例の一部を改正する条例制定について
議案第20号 市道の路線認定について
議案第21号 令和6年度たつの市一般会計予算
議案第22号 令和6年度たつの市土地取得造成事業特別会計予算
議案第23号

令和6年度たつの市揖龍公平委員会事業特別会計予算

議案第24号 令和6年度たつの市国民健康保険事業特別会計予算
議案第25号 令和6年度たつの市後期高齢者医療事業特別会計予算
議案第26号 令和6年度たつの市介護保険事業特別会計予算
議案第27号 令和6年度たつの市病院事業債管理事業特別会計予算
議案第28号 令和6年度たつの市水道事業会計予算
議案第29号 令和6年度たつの市下水道事業会計予算
議案第30号 令和6年度たつの市国民宿舎事業会計予算

 

会派代表質問・一般質問通告要旨(予定)

質問日:3月14日(木曜日)

質問順 質問者 代表質問・一般質問通告の要旨
1

代表質問

4番

宗實雅典

(清風クラブ代表)

1市政推進の基本姿勢について

(1)「本市の広域連携軸である山陽自動車道の龍野及び龍野西インターチェンジ周辺における交通の利便性を活かし、市の持続的な発展と地域の活性化を創出する拠点として投資する。」とありますがその内容と計画を伺う。

(2)「子どもたちの発達段階に応じた系統性のある小中一貫教育を推進すると共に、新宮地域小中一貫校の開校に向け、実施設計業務に取り組む。」とあることについて改めて伺う。

①この計画については今後少子化が一層進んで行く状況を鑑みますと一日も早く小中一貫校教育を推進するにあたって私たちは賛成するところです。そこで下記について伺う。

今後、新宮地区だけではなく5年先10年先の予想出生数を考えますと他の地区も検討する必要があると思うが如何か。

②新宮地区の小中一貫校の建設にあたって計画予算はいくらになるのか。
現在資材の高騰が続いており4年先の建設費用を算出することは難しいと思われるが、大まかな費用について伺う。

 

2主要施策の概要の内、第一の柱安全・安心なまちづくりへの挑戦

自然を守り、誰もが安全に安心して住み続けたくなるまちについて

(1)その3「良質な住環境を整備する」に記載している内容について伺う。

①「地域住民の生活環境に深刻な影響を及ぼす空き家につきましては、適正管理を啓発し、発生抑制に努めると共に、空き家バンク制度の推進、改修経費に対する支援に加え、自己所有地に隣接する空き家の土地・建物を統合する補助金を新設し、空き家の有効活用及び流通促進に努めます。また、適正管理がなされていない空き家につきましては、所有者等への助言・指導等の所要の措置を実施するほか、空き家除却促進に係る支援制度の活用により、安全・安心な生活環境の維持に努めます。」とあるが自己所有地に隣接する空き家の土地・建物を統合する補助金等の内容について伺う。

また、具体的事例があれば加えて伺う。

(2)その4安全便利な交通環境から質問いたします。

①「龍野IC周辺のまちづくり区画整理事業に伴う、周辺道路の渋滞緩和策を検討する。」とある。

具体的に交通環境に変化が起きることにより周辺道路を改善あるいは新規に道路や橋梁を作ることの考えがないのか伺う。

2

代表質問

7番

和田美奈

(新生クラブ代表)

令和6年は、まさに波乱の幕開けとなりました。昨年、コロナ禍がやっと落ち着き、本年こそは明るい年になるように…という私たちの新年のささやかな祈りを打ち砕くように、発生した能登半島地震。その痛みは、「日常」というものがいかに脆く、そしてかけがえのないありがたいものであるということを再度実感させるものとなりました。
先日は、日経平均株価が約34年ぶりに史上最高値を更新したとのニュースが飛び込んできましたが、かつてのバブル期とは異なり、市民生活には好景気との実感はありません。本市の令和6年当初予算でも4億円の市税の落ち込みが見込まれており、法人・市民共に厳しい経済状況が伺えます。加えて、歯止めがかからない人口減少、物価高騰、さらなる増税など将来への不安要素を挙げればキリがありません。
私はこんな時こそ「政治の力」が重要であると信じています。政治家は本来、夢や希望を語るものです。厳しい時代背景の中でも、皆がワクワクするような明るい未来ビジョンを多くの人に示し、それを実現するための施策を有権者と共に実行し、未来を創っていくこと、それが「政治の力」です。
令和6年度施政方針において山本市長は、「次世代につなぐまちづくりへの投資」が令和6年度のコンセプトであると述べられました。厳しい現状の中においても、未来のために果敢にチャレンジ・投資をしていく、との力強く挑戦する姿勢やリーダーシップに大きく期待するところです。そして何より、その先にあるたつの市の未来にワクワクしています。
議員にならせていただいて6年間、大自然や未知ウイルス等の前ではもちろんのこと、お一人お一人の市民の方々の苦しみや悲しみに触れる中で、日々無力さを感じながら、それでも匍匐前進で歩んできました。自身の理想とするところや皆様のご期待とはまだまだ遠いところにいますが、令和6年度も市長・副市長・教育長をはじめ市職員の皆様、市民の皆様、同僚議員、そしてたつの市を愛してくださっている多くの皆様と心を合わせ、「成功の反対は失敗ではなく、挑戦しないこと」という姿勢で、遙かなる無限遠点を目指し精進する決意を込め、以下、質問いたします。

 

1第1の安心・安全なまちづくりへの挑戦より

(1)令和10年の開校を目指して本年度から本格的に始まる「新宮地域小中一貫校」整備事業は、人口減少の進む新宮地域においても、また本市においても「次世代につなぐまちづくりへの投資」である。整備に伴う、周辺環境の整備については、周辺道路の歩道設置や交差点改良を行うとあるが、加えて「開校準備委員会」においても周辺環境の整備について検討するのか。また、新宮地域が過疎から脱却するためのJIUターンへの取り組みにおいても、新宮地域小中一貫校周辺は良質な住宅地が整備できる可能性があるが、まちづくり構想を作成し、より計画的・効果的にまちづくりを行う考えはないか。

 

(2)公共交通について、本市においては誰もが安心・安全・快適に移動しやすいまちを掲げており、これまでも一定の成果を上げてきたものと感じる。一方で、加速する人口減少や運転手不足などの課題がある中でポストコロナ時代の交通インフラ整備の方向性を考えると、様々な分野との共創や観光と一体となった高付加価値化に向けての取り組みを進めるべき時である。

このような観点から、近隣市町の施設との公共交通の連携強化は、持続可能な公共交通の確立のために欠かせないものとなる。特に北部は宍粟市や姫路市(林田町)との連携、南部は姫路市(網干地区)との連携が重要と感じるが、本市公共交通の中長期的な展望について伺う。

 

2第2のやすらぎづくりへの挑戦より

(1)本市では平成29年より子育て応援センター「すくすく」を母子健康支援センター「はつらつ」を設置し、妊娠期から子育て期にわたって切れ目のないサポート体制を構築し、支援を行ってきた。来年度からは「こども家庭センターすくすく」、「こども家庭センターはつらつ」が設置されるが、具体的にどのようなことが変わるのか。

(2)新規事業の「補聴器購入助成事業」では、認知症予防及びフレイル予防のために補聴器の早期装用を促す効果を期待する。その効果をさらに高めるためには、難聴者のそれぞれの症状や状態に合った補聴器を購入することが重要だが、補聴器の金額は比較的安価なものから高価なものまで差があり、症状によっては高額な補聴器を必要とする場合もあるとのことだが、上限2万円の補助で十分か。

 

3第3のひとづくりへの挑戦より

(1)増加傾向にある不登校児童生徒の学びの保障を確保するための「たつの市教育支援センター」の再編について、市内全域でどのような体制となるのか全体像を伺う。また、学びの保障についての具体的な内容とデジタル機器を使用した取り組みについても考えがあれば伺う。

(2)避難所として使用する中学校体育館及び龍野体育館競技場について、避難者を守るための空調設備を設置する予算が計上されていることは、本年1月1日に発生した能登半島地震の避難所の状況を見ても、とてもありがたいことだと感謝したい。一方で、本市で災害が起きた際に多くの方が避難されると予想される小学校体育館については予定がないのか、今後の計画を伺う。

(3)御津地域で測量調査に着手する本市初の人工芝による多目的グラウンドの整備はどのようなものか。また、将来、総合運動公園を整備する計画はないか。

(4)童謡の普及・振興に関連する事業について、参加するたびに感じることは、「とても素晴らしい行事なのに市民の来場者が少なく残念」ということ。先月行われた「歌唱コンクール」にたまたま参加された知人が「途中で帰ろうと思っていたが、素晴らしくて最後まで聴きました。空席が多くてもったいない。でも来てよかった。」と感想を述べられていた。嬉しくもあり、非常に残念でもある。来年度は「新しい童謡コンクール」も40回目の記念の年を迎える。そこで、「童謡の里」である本市として、名ばかりではなく、さらに多くの市民に様々な行事に参加していただけるように広報等の取り組みを強化すべきと考えるが、市の考えを伺う。

 

4第4の柱にぎわいづくりへの挑戦より

(1)重要伝統的建造物群保存地区の観光窓口として「下川原蔵あかね」に観光案内所や特産品販売所を設置するとあるが、とても重要な観光の拠点となり、期待するところである。どのような体制・構想となるのか具体的に伺う。

(2)「国民宿舎志んぐ荘」について、令和6年度末に現在の指定期間が満了する。新たな募集に際しては、老朽化した施設の修繕に加え、エネルギー高や物価高等が大きく影響することが予想されるため、宿泊料金の設定や契約期間の見直しなど、事業者が中長期的に投資しやすい契約内容を検討する必要があると感じる。この点について市の考えを伺う。

3

代表質問

14番

三木浩一

(創政会代表)

1第1の安全・安心なまちづくりについて
施政方針の中で来年度予算の重点取組の第2で「未来を見据えた新たなまちづくり」という言葉があります。施政方針を聞いて市民が未来に向けた希望や将来像が描けるように今後の計画も含めて具体的に説明していただきたく以下の質問をさせて頂きます。
(1)「その3」良質な住環境の整備について
①龍野IC周辺の区画整理事業は大変なものになると思いますが、推進するための課題と具体的対策を考えておられると思いますが、現時点での計画を示して頂きたい。
②自己所有に隣接する空き家の土地・建物を統合する補助金とは、具体的にどのようなものか具体例を挙げて説明願いたい。
(2)「その4」安全便利な交通環境を整えるについて
①市民乗り合いタクシーをはじめ各交通機関の運行について動向分析後のことなのか。現時点での改善点があれば教えていただきたい。
②JR姫新線はコロナ禍で利用客が減少し、減便もなされた。しかし、今年度は利用客数も改善していると聞いている。便数の復元は利便性向上には欠かせないと思うが、市としての考えを伺いたい。また、市の行事や中学・高校などの行事などでの臨時便の要請等についても考えを伺いたい。


2第2の柱やすらぎづくりへの挑戦について

(1)「その1」3才以上の園児への主食提供は保護者にとって大変うれしい施策だと思います。こうなれば次は小学校の給食費無償かと期待してしまいます。財政的に苦しいということは分かりますが、「子育てのたつの市」のアピールポイントにもなります。多子世帯など段階的に導入するという方法の検討も含め、今後について考えを示していただきたい。

(2)「その5」がん検診の項目「腹部エコー」の追加は、検診を受ける方にとって負担軽減にもなりうれしい限りです。今後も追加項目が増えることを期待していますが、何よりも受診率の向上が大事です。そのための方策を考えておられるなら教えていただきたい。

 

3第3の人づくりへの挑戦について

(1)「その1」豊かな人間性を育み、想像力あふれる子どもを育てるについて

①小中学校の英語科や外国語活動において、効率や能力向上に向けてはALTや英語科教諭の充実が不可欠である。現状ではALTの配置は不十分だと思うが、現状はどうなっているのか。また、学力向上を考えると、英語だけでなく他教科においても少人数指導が有効である。6年生と中学校の40人以上学級以上への対応も合わせて考えを聞かせて欲しい。

②小中一貫校開設準備委員会を設置するということで、保護者等とあるが現場教職員も含まれているのか。また、様々なことを決定するに当たっては児童・生徒の意見も取り入れる必要があると思うがどうか。

③小中一貫校の設計がいつ確定するのか。また確定までに説明会等で現場や保護者の意見を聞く機会はあるのか教えていただきたい。

(2)「その2」生涯を通して学び、スポーツに親しめるまちをつくるについて

①御津地域における人工芝多目的グランドの整備では、どのような利用目的を持っているのか。また、付帯設備等についてはどのようにしようと考えているのか。

 

4第4の柱にぎわいづくりへの挑戦について

(1)「その4」にぎわいのある商工業を推進するについて

①龍野西IC周辺の新たな産業団地の整備とあるが、どれだけのニーズが見込まれるのか。企業等からの進出希望などがあるのか。

4

代表質問

19番

名村嘉洋

(たつの公明代表)

1主要施策の概要について
(1)「第2の柱やすらぎづくりへの挑戦」その2「高齢者が暮らしやすい環境をつくる」から高齢者の自立支援や介護予防に重点を置いた質の高いサービスの提供に努め、地域包括ケアシステムの更なる深化を図り、高齢者が住み慣れた地域で安心していきいきと暮らせるまちの実現を目指すとあるが、具体的な取組みの説明を伺う。
(2)介護保険事業について、全国的な課題である介護人材不足や離職防止に取り組み、適切な介護サービスが実施されるよう、介護事業所に対し、引き続き指導、介護給付費の点検、積極的な情報提供を行うとあるが、これまで介護事業所に対してどのような指導、点検、情報提供を行ってきたのか伺う。また、今後の取組を伺う。
(3)認知症に対する正しい知識と理解を広げるため、普及啓発に取り組むとともに、認知症カフェ等を通じて、認知症の人の希望やニーズの把握に努めるとあるが、具体策を伺う。
(4)生活課題を持ちながらも住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けることができるよう、福祉サービス情報を集約した「生活お助け情報シート」を高齢者等へ配布するとともに、老人クラブやシルバー人材センターとの連携を強化し、高齢者の生きがい・健康づくりと社会参加を促進するとあるが、どのような効果が得られるのか伺う。
(5)その3「障害のある人が地域で自立した生活を送ることができる環境をつくる」から令和6年4月から事業者による障害者への合理的配慮の提供が義務化されることに伴い、これまで以上に社会的障壁の除去について、必要かつ合理的な配慮に努めるよう事業者に働きかけるとともに、障害者の社会参加を積極的に支援し、一人ひとりが尊重され、地域で共に支え合い、自分らしく安心して暮らし続けられるまちを目指すとあるが、どのような支援を考えているのか具体的な説明を伺う。
(6)その5「生涯を健やかに過ごせる体制を整える」から生涯を通して心身ともに健康でいきいきと生活できるよう、健康診査、保健指導、健康教育、健康相談、運動・食育による健康づくりなど、各種事業の充実を図るとともに、心身の健康づくりや食育を推進するため、市民のニーズを踏まえ、「たつの市健康増進計画・食育推進計画(第4次)」を策定する。市民の健康を守るため、新たに50歳以上の方を対象に帯状疱疹のワクチン接種費を助成し、その発症及び重症化の予防策を講じるとあるが、接種費助成に対する本市の考えを伺う。
5

代表質問

17番

永富靖

(志政会代表)

本市の令和6年度の当初予算・並びに施政方針が発表されました。
令和6年度は、人口減少、少子高齢化社会が進展し、日々変化する社会情勢の中にありながらも市民一人ひとりが“ふるさとたつの”への愛着と誇りを持ち続け、次世代へとつながる『未来応住みたいまちたつの』の実現に向け、3つの柱を軸に様々な事業を計画されています。山本市長の強いリーダーシップの下、市の発展に向けて鋭意取り組まれること、またその為にも我々議員も一緒に汗をかき、車の両輪のごとく進めるよう努めていく必要があると強く感じます。
期待する事業も多い中、志政会としては、以下の項目について質問いたします。

1第1の柱安全・安心なまちづくりへの挑戦

自然を守り、だれもが安全に安心して住み続けたくなるまちについて

その4「安全便利な交通環境を整える」より

(1)「龍野IC周辺まちづくり区画整理事業」に伴う、周辺道路の渋滞緩和策を検討する。とある。龍野IC周辺に新たな商業施設の誘致により、将来的な交通渋滞が予想されるが以下について伺う。

①周辺道路の測量調査の実施とあるが、具体的にどこを測量しようと考えているのか。

②新設道路の建設や交通信号機の設置は市だけではなく、兵庫県または国との協議が必要になると思うが、今後の協議のスケジュールは決まっているのか。

 

2第5の柱ふるさとづくりへの挑戦

市民や地域と協働し、地域力があふれるまちについて

その3「健全で効率的な自治体運営を推進する」より

(1)「たつの市公共施設等総合管理計画」及び「たつの市公共建築物再編実施計画」に基づき、公共施設等を総合的かつ計画的に管理することで、施設の再編や長寿命化に努めるとともに、未利用財産の活用や処分を推進する。とある。

①国民宿舎志んぐ荘においては、劣化した施設の改修、快適な施設環境を提供するため、備品を更新し、サービスの拡充、利用者の増加を図るとある。赤とんぼ荘において、令和6年度はどのような取り組みを行っていくのか。

②赤とんぼ荘においては耐震の懸念もある。解体、売却、貸与等様々なことが考えられるが、在り方について令和6年度に市の方針は示されるのか。

③産業振興センターにおいて、1969年に建設され55年が経過することになる。産業振興センターの在り方について令和6年度に市の方針は示されるのか。

④公共建築物再編実施計画において龍野・揖保川・御津図書館について機能集約を検討とあるが、令和6年度に市の方針は示されるのか。

(2)令和6年度当初予算において一般会計が387億5千万となっており、過去最高額となっている。

①令和6年度一般会計歳入予算において、繰入金が昨年度より約14億、市債が約10億増加しているが、財政調整基金を取り崩したり、市債を発行する主な要因は何か。

②経常収支比率が令和6年度では95.3%となり、財政構造の弾力性が高い状態であると考えられる。毎年、比率が高くなってきているが財政状況はどうか。また令和7年度以降の見通しはどうか。

6

20番

畑山剛一

(たつの公明)

1「食品ロス」についてVol.2

わが国の食品廃棄量のうち、食品ロス量は523万トンを占めており、これは、国連世界食糧計画(WFP)が、紛争や災害、気候変動の影響を受ける人々に対して一年間で行う食糧支援量(約480万トン)の1.1倍に相当する量になります。

政府は2030年度までに2000年比50%減の目標達成に向けて、昨年12月22日、食品ロス対策の新たな政策のパッケージを決定しました。政策パッケージでは(1)未利用食品などの提供(食品寄付)(2)外食の持ち帰り(3)食品廃棄物の排出削減など、促進させる内容で構成されています。

2030年の目標達成には、100万トン以上の食品ロスの削減が必要であり、本市でも取組みの強化が必要であると思います。

(1)政府は食品ロスの削減に向けて、余った食品について生活困窮者らへの寄与を促進する方針も掲げています。食品関連事業者等と協力して本市のフードドライブをさらに充実させ、低所得者世帯へ配布してはどうでしょうか。

(2)世界中の食糧生産40億トンのうち、13億トンが食糧廃棄されており、日本は小売業界特有の1/3ルールなどにより年間500万トン以上がフードロスになっています。また、地球温暖化の原因“温室効果ガス”世界中の二酸化炭素排出量は335億トンも発生しており、日本は5番目に排出量が多い国となっています。全排出量の8.2%が食品廃棄の原因と言われています。賞味期限間近の食品などを扱う無人販売機(フーボ)を設置してフードロスとCO₂の削減に取組んではどうでしょうか。

(3)食品販売事業者と消費者のマッチングサービスを導入する自治体が、全国で広がりつつあります。協力店が廃棄する可能性のある食品を専用サイトに出品して、購入希望者を募るマッチングするサービスです。本市でも取組んではどうでしょうか。

 

2女性も守る、男性へのHPVワクチン接種について

子宮頸がんの主な原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を予防するHPVワクチンの女性への積極的勧奨が2022年4月から再開されました。

HPVは、子宮頸がん以外にもさまざまながんを引き起こすウイルスで、喉の奥に発生する中咽頭がんもその一つです。HPVを原因とする中咽頭がんの国内罹患率が20年余りで3倍に増加しています。患者は男性が多く、予防には子宮頸がんと同様にHPVワクチンの接種が鍵を握りますが、そもそもHPVと中咽頭がんの関連が知られていないのが現状です。しかし、海外ではすでに40か国で男性接種が公費助成されています。早くから男女とも公費助成されたオーストラリアでは、2028年には子宮頸がんの撲滅が達成できるとされています。

(1)年間で約1万人超の女性が罹患し、3000人近くが亡くなっている子宮頸がん。若い子育て世代に多いことから「マザーキラー」とも呼ばれています。男性にワクチン接種することで、HPV関連の病気から本人を守るとともに、パートナーへの感染も防ぐことができます。若者や子育て世代の施策に力を入れておられる本市でも男性へのワクチン接種の助成を導入すべきではないでしょうか。

7

9番

柴田将之

(志政会)

1たつの市公共施設等総合管理計画について

たつの市公共施設等総合管理計画の公共施設等の管理・運営に関する基本的な考え方に於いて、点検・診断の実施方針で施設を定期的に点検・診断し、劣化・損傷が進行する可能性や施設に与える影響を考慮し修繕等の優先度についての判断等を行うとある。

また、修繕・更新の実施方針では本体・躯体、設備の劣化や損傷は大規模な修繕・更新に繋がるため、劣化等が軽微な早期段階に予防的な修繕等を行うとある。そこで伺う。

(1)定期的に点検・診断とは、どの位の頻度で点検・診断しているのか伺う。

(2)修繕等の優先度について判断等を行うとあるが順位を付ける為の基準は誰がいつどの様にして行っているのか伺う。

(3)劣化等が軽微な早期段階に予防的な修繕等を行うとあるが、軽微な早期段階とはどの位のタイミングなのか伺う。

 

2地域スポーツの活性化と安全対策について

令和6年度の施政方針演説に於いて様々な方針が打ち出された。その中で地域スポーツの活性化を図るため、市内初の人工芝による多目的グラウンドの整備に向けて、御津地域に於いて測量調査等に着手するとある。そこで伺う。

(1)多目的グラウンドとあるがどの様な年代のどの様なスポーツでの使用を想定しているのか伺う。

(2)付帯設備としてどの様な設備(トイレ、客席等)を考えているか伺う。

(3)地域スポーツの活性化を図るとは現状どの様な問題や課題があり、施設が出来る事によってどの様に状況が変化していくと想定しているのか伺う。

(4)利用者の安全対策に於いてどの様な対策を考えているか伺う。

質問日:3月15日(金曜日)

質問順 質問者 一般質問通告の要旨
1

3番

柏原要

(清風クラブ)

1大規模災害の備えについて

(1)近年、災害が激甚化・頻発化する中、総務省は引き続き地方自治体が防災・減災、国土強靱化対策に取り組めるよう、「緊急防災・減災事業」の対象事業を拡充し、かつ事業期間を令和7年度まで継続延長したが、本市としてはトータルでどのくらいの事業債を想定し予算計画を立てる考えか。

(2)「緊急防災・減災事業債」で使える対象事業は、

①大規模災害時の防災・減災対策のために必要な施設整備

②大規模災害に迅速に対応するための情報網の構築

③津波対策の観点から移転が必要と位置付けられた公共施設等の移転

④消防広域化事業等

⑤地域防災計画上に定められた公共施設等の耐震化

⑥避難所における新型コロナウイルス感染症対策

⑦社会福祉法人等の福祉施設等における豪雨災害対策に対する補助

とのことであるが、本市の活用内容の詳細について伺う。

 

2インフラ施設の老朽化について

『令和6年度施政方針』の「2主要施策の概要」「第1の柱安全・安心なまちづくりへの挑戦」「その3「良質な住環境を整備する」」の中に、「上水道事業について、アセットマネジメント及びAIによる管路劣化診断結果を活用し、老朽管等の更新や耐震化、施設の長寿命化に取り組む。」とあり、将来予測がついたことで、より効率的に的確な時期や箇所を判断し、優先順位づけされた計画が作成されると思うが、

(1)今後の計画はどう考えているのか。

(2)道路・橋梁・トンネル・河川・下水道・港湾等インフラ施設の老朽化と将来予測も懸念されるが、これらもビッグデータを収集・解析し、AIによる診断で最適な更新計画を立てる考えはないか。

2

15番

山本俊一郎

(新生クラブ)

1龍野IC周辺のまちづくりについて

龍野IC周辺を中心としたまちづくりの区画整理関連事業について、周辺道路網の見直しを行い、地形測量と詳細設計を実施しますとあるが、渋滞対策について具体的な取組みはどうか。

 

2小宅小学校区通学路の安心安全について

(1)堂本地区(県道東觜崎網干停車場線)の道幅が狭く、歩道はあるが車がすれ違うのもどちらか一方が停止をしてやっとの状態である。道幅の拡幅などの予定はないか。

(2)富永交差点では、登校時や一斉下校時児童の横断中は車が全く動かない状態となるので、対策が必要と感じます。

また、西行きは渋滞する事も多く、車が北へ右折する際は非常に危険です。右折レーンの設置などの予定はないか。

 

3山陽道高架下の利活用について

現在、グラウンドゴルフなどで使われる程度であるが、雨の日でも子供が遊べるような公園施設や、部活動などの練習等で使えるようにはならないか。

 

4JR姫新線本竜野駅周辺の中心市街地まちづくり検討事業の進捗について

(1)令和5年度第1回定例会でも質問をしましたが、公共施設と民間商業施設との複合施設や民間活力の施設整備の可能性を調査するとの事でしたが、現在の進捗を伺う。

(2)送迎などで本竜野駅ロータリーが混み合う事があります。特に雨天の通勤通学の迎えなどは混雑します。「市営駐車場30分無料化」など導入してはどうか。

(3)オータムフェスティバルや各種イベントなどで姫新線利用促進の取組みをしているが、大きな荷物を持ったまま歩いている観光客を見かける事もある。重要伝統的建造物群保存地区への玄関口としても、本竜野駅にロッカー設置をしてはどうか。

3

6番

赤木和雄

(創政会)

1災害や犯罪から市民を守る政策の取り組みについて
2024年は波乱の幕開けとなりました。1月1日16時10分に石川県能登半島で大地震が発生しました。翌2日には、羽田空港に於いて被災地に物資を輸送しようとしていた海上保安庁の航空機事故により、海上保安庁職員が殉職されました。
先ず、お亡くなりになられた多数の方々に衷心よりお悔やみを申し上げます。
また、負傷された方々、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
そして発災直後から、消防活動、人命救助や捜索活動、救援物資の輸送、ライフラインの復旧、避難所のお世話や医療・福祉の支援など、各所でご尽力いただいている多くの皆様に感謝を申し上げまして、この度の質問を行う。
犯罪抑止につながる公共による防犯カメラ設置について
治安を取り巻く情勢が依然として厳しいことに加え、人口・家族構造の変化等により社会情勢が変化している中で、かつて良好な治安を支えてきた社会の連帯感が希薄化している。このような現状を踏まえ、警察は、地方公共団体、地域住民、事業者等の各主体を包括する防犯ネットワークを整備し、犯罪を未然に防止するための効果的な施策の立案に資するため、犯罪者、被害者・被害物、犯行の場や地域社会などの背景要因を総合した実証研究が進められていると聞きます。最近の研究課題には、街頭防犯カメラの設置効果と社会的受容に関する研究にも取り組まれているとの記事が紹介されていました。以上の点をふまえ以下について問う。

(1)たつの市における、現在の防犯カメラ設置はどのような状況か。

(2)犯罪の抑止力となる防犯カメラ設置について、公共施設など人の集まる主要個所、また、主要交差点等の防犯カメラ設置について検討されたことはあるか。

(3)企業、事業者等の出入り口等への普及補助は考えられないか。

 

2屋内運動場の空調設備設置計画について

気候変動の影響により、年平均気温は世界的に上昇傾向にあると云われている。環境省のまとめによると最高気温35℃以上の年間日数は年々増加傾向にあり、特に2000年代以降に入ってからは顕著に増加しており、地球温暖化への進行が非常に危惧されている。

そのようななか学校の体育館は、特に夏場の体育館は熱中症になる危険性が極めて高い場所として知られている。こういった点において、この度の中学校の屋内運動場に空調整備の設置計画は非常に重要な取り組みであると考える。そこで以下について問う。

(1)中学校5校の計画であるが、当然そのあと小学校への設置計画が進められるものと考える。小学校屋内運動場への設置計画はどのように考えているか。

(2)各地区の小学校の体育館が、避難所として指定されているが、避難所としての観点からも空調設備の設置が喫緊の課題と考えるがどうか。

 

3国民宿舎赤とんぼ荘の今後と、その周辺の環境整備について

国民宿舎赤とんぼ荘は、初期の整備後50年余り経過している。また、従来の建築基準法の基準で整備されたことから、現行の耐震基準を満たしていないものであると聞いている。

令和3年度に「赤とんぼ荘の利活用事業」として、公募型プロポーザル方式による利活用コンペが実施された。しかし、コロナ禍の影響もあって利活用候補者の選定には至らなかった。その後、改めて利活用に向けた提案コンペや民間活力を想定したプランの募集等が予定されていると聞く。現在は、喫茶「メイプル」と玄関ホールを活用したギャラリー「展示室」として活用されている。

また、動物園を中心とした龍野公園周辺では、健康志向の高まりも相まって多く人々が散策、ウオーキングを楽しんでいる光景を目にする。しかしながら、動物園はほとんど人影もなく相変わらず閑散とした感が否めない。

コロナ禍からの脱却を見据えた行事の復活、取り組みが始まった今、新たな利活用に向けた計画が示されるとの大きな期待を込めて以下を問う。

(1)赤とんぼ荘の利活用について、現在の計画はどうなっているか。

(2)民間資本の活用など以前からの説明にもあったが、具体的に民間資本の活用とはどのようなことを考えてのことか。

(3)インクルーシブ公園が建設中であるが、隣接する動物園では半分の獣舎が閉舎となっている。何度か訪れてはみたが、ほとんど人影が見当たらないといった状況である。今後の活用についてどのように活性化を図ろうとしているかについて考えを問う。

4

5番

堀讓

(無会派)

1新年度の市の予算案と国の政策について

コロナ対策から解放された新年度予算案。国も「こども家庭庁」を創設し、「こども・子育て支援加速化プラン」により、少子化に対して施策展開をしている。しかし、中身が乏しく、地方自治体の負担は大きい。市は更なる充実を求めて予算化している。子育て支援策を中心に、新年度事業の確認をする。

(1)「こども家庭センター」を新規事業で設置する。その業務内容はどのようなものか。

(2)教育支援センターが小学校でも4校で設置される。また、教育業務支援員も全校で配置される。それぞれ、どのような職員を配置し、業務内容はどのようなものか。

(3)こども園、学童保育等の職員の配置基準の改善が計画されている。その対応はできているのか。

 

2新宮地域小中一貫校について

(1)令和10年4月開校に向けた新宮地域での小中一貫校。期待と不安がある中で進められている。「開校準備委員会」も設置されたが、この委員会の役割は何か。また、そこでの協議内容はどのようなものか。

(2)この委員会の委員は、現在の小学校単位で選出されているが、どのような選出方法を採られたのか。また、その任期はどうなるのか。

(3)開校に向けて、保護者、地域に係る事柄についても、細かく決めていかなければならないが、保護者や地域の声は反映されるのか。

(4)少子化のなかで、全国では公立学校の統廃合が進められている。そのことによって生じる地域の課題も問題になっているが、どのような問題が生じると思い、どのような対処を考えているのか。

また、災害時の避難所となる体育館の空調設備の設置が予算化された。国の「学校施設環境改善交付金」事業として、国庫補助がある。小学校の体育館についても、検討すべきではないか。

お問い合わせ

所属課室:議会事務局総務係・議事係 

住所:兵庫県たつの市龍野町富永1005-1

電話番号:0791-64-3177

FAX番号:0791-62-4949

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