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最終更新日:2022年12月23日
風邪を引き起こすウイルスのひとつですが、中東呼吸器症候群(MERS)や重症急性呼吸器症候群(SARS)などの重症化傾向のある疾患の原因ウイルスも含まれています。ウイルスは粘膜に入り、増えることはできますが、健康な皮膚には入り込むことができず表面に付着するだけと言われています。ウイルスは時間がたてば壊れますが、世界保健機構(WHO)では、ボール紙では最大24時間、プラスチックの表面では最大72時間生存するなどとし、物の種類によって24時間~72時間くらい感染する力をもつと言われています。
発熱、咳などの呼吸器症状や体のだるさなど、風邪に似た症状が出ます。中には症状が出ない人もいますが、重症化すると肺炎などを引き起こします。発熱や呼吸器症状が1週間前後つづくことが多く、強いだるさ(倦怠感)を訴える方が多いです。
感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つば等)で排出されたウイルスを吸い込むことによる飛沫感染や、ウイルスに汚染された環境に触れることによる接触感染が考えられています。閉鎖した空間で、近距離で多くの人と会話するなどの環境では感染を拡大させるリスクがあるとされています。
発熱等の症状があった場合は、かかりつけ医や地域の身近な医療機関に必ず電話連絡のうえ、受診してください。たつの市内で公表されている「発熱等診療・検査医療機関」(発熱患者等に対して新型コロナウイルス感染症等の診療・検査を行う医療機関)は次のとおりです。受診の際には必ず事前に電話相談してください。
かかりつけ医がない等相談する医療機関に迷われる場合は、「発熱等受診・相談センター」に電話で相談してください。
〇発熱等受診・相談センター(龍野健康福祉事務所)
TEL 0791-63-5140 FAX 0791-63-9234
受付時間:平日9時~17時30分
〇兵庫県新型コロナ健康相談コールセンター
TEL 078-362-9980 FAX 078-362-9874
受付時間:24時間(土曜・日曜・祝日含む)
発熱等の症状がある方については、Q1「発熱等診療・検査医療機関」へ電話相談してください。
発熱等の症状がない方について、兵庫県では、PCR検査・抗原定性検査の無料実施を「感染拡大傾向時の一般検査事業」により実施しています。
兵庫県では、新型コロナウイルス入院コーディネートセンターにおいて保健所圏域を越えて入院調整を行っています。感染が確認された場合は、医師の指導の下、入院治療、宿泊療養又は自宅療養を行うこととなっています。
また、感染者に対して、保健所(龍野健康福祉事務所)が疫学調査を実施し、濃厚接触者を特定し、検査を行います。退院後の4週間は、毎日、体温測定を行うなどの自己健康管理しながら、社会生活を送っていただくこととなります。新型コロナウイルス感染拡大時には、健康福祉事務所では重症リスクの高い方を優先し、対応しています。
※令和4年9月26日から療養の考え方が転換され、新型コロナウイルス感染症の発生届の対象者が見直されています。
(兵庫県)新型コロナの陽性者・濃厚接触者の方にお願いしたいこと(外部サイトへリンク)
(兵庫県)『身近な人から「新型コロナウイルス感染症と診断された」と連絡があったら』(PDF:68KB)
をご覧ください。
感染者の発病2日前以降に、次に該当し、保健所(龍野健康福祉事務所)の疫学調査により特定された方をいいます。
令和4年1月13日からは、(兵庫県)『身近な人から「新型コロナウイルス感染症と診断された」と連絡があったら』(PDF:68KB)をご覧の上、濃厚接触者に該当するかどうかを判断してください。
原則、保健所(龍野健康福祉事務所)の指示に基づき検査を受検します。
陽性の場合は「Q3:感染が確認された場合、どうなりますか。」のとおりとなります。
陰性の場合であっても、5日間自宅待機し健康観察をしていただきます。
濃厚接触者に該当する方は、感染者と最後に会った翌日から5日間は不要不急の外出は自粛し、健康観察を行ってください。
特に症状が出なければ、通常の社会生活を送っていただくこととなります。
(兵庫県)新型コロナの陽性者・濃厚接触者の方にお願いしたいこと(外部サイトへリンク)
生徒・児童・園児が濃厚接触者となった場合は必ず学校園に連絡した上で、学校園を休ませてください。また、検査結果が判明すれば直ちに学校園に連絡してください。
感染された方やその家族、濃厚接触者に対する差別や偏見、誹謗中傷等は断じて許されません。「感染した個人や濃厚接触者を特定して非難する」「感染者と同じ職場の人や、医療従事者などの家族が感染しているのでないかと疑い悪口や他人に言う」など身の回りで差別等につながる発言や行動があったときには、それに同調せずに、「そんなことはやめよう」と声をあげることが大切です。
感染を責める雰囲気が広がると、感染を隠したり、医療機関への受診が遅れたりすることにもつながりかねず、感染の拡大にもつながります。
誰もが感染する可能性があり、感染した個人を責めるのではなく、さらなる感染を防ぐことが大切です。
SNSには、不確かな情報があふれています。その情報をむやみに信用せず、拡散しないように十分留意しましょう。
保健所(龍野健康福祉事務所)の指示により当該施設管理者において施設の消毒を行います。
また、濃厚接触者の確認のため保健所(龍野健康福祉事務所)が疫学調査を実施し、その間、当該学校園を1日~3日の臨時休業とします。
保健所(龍野健康福祉事務所)の指示に従って当該施設管理者において施設の消毒を行ってください。一定の感染対策が実施されている場合は、濃厚接触者の特定・行動制限を行う必要はありません。
従業員の健康状態を確認し発熱者などがいない場合は、事業所(施設)の判断により事業を継続・再開してください。
保健所(龍野健康福祉事務所)の指示に基づいて、次のとおり消毒してください。
消毒の際は、十分な換気を行い適切な個人防護具(マスク、手袋等)を使用し、薬剤の使用方法に留意し行ってください。
混雑した場所を避け、こまめな手洗いや咳エチケットを徹底し、十分な睡眠をとり免疫力を上げることが大切です。
また、集団感染の共通点は、特に、「換気が悪く」(密閉)、「人が密に集まって過ごすような空間」(密集)、「不特定多数の人が接触するおそれが高い場所」(密接)です。これらの3密を避けてください。
なお、閉鎖空間において近距離で多くの人と会話すると、咳やくしゃみ等の症状がなくても感染を拡大するおそれがあるとされ、無症状の方からの感染の可能性も指摘されています。
人と人との距離を取ること、咳エチケット、換気、自己の健康管理を徹底し、「うつらない」「うつさない」ことを心がけてください。
手洗いは、たとえ流水だけであったとしても、ウイルスを流すことができるため有効ですが、石けんを使った手洗いはコロナウイルスの膜を壊すことができるので、更に有効です。手洗いの際は、指先、指の間、手首、手のしわ等に汚れが残りやすいといわれていますので、これらの部位は特に念入りに洗うことが重要です。
咳・くしゃみをする際、マスクやティッシュ・ハンカチ、袖、肘の内側などを使って、口や鼻をおさえることです。
窓がある場合は、2方向の窓を、毎時2回(30分間に1回)、数分間程度、全開にしましょう。
窓が1つしかない場合は、入口のドアを開けて空気の流れをつくりましょう。扇風機や換気扇を使うなど工夫をすれば、より効果が上がります。
鼻水等が付着したマスクやティッシュ等のごみを捨てる際は、ごみには直接触れず、ごみ袋はしっかりしばって封をし、捨てた後は手を洗うように心掛け、周りの方に配慮した適切なごみの捨て方に協力をお願いします。
新型コロナウイルスに関連する患者の方や濃厚接触者、行動歴などについては、保健所(龍野健康福祉事務所)が疫学調査し、情報を一括して管理しています。県では、個人情報の保護や風評被害などに十分留意し、本人や関係者の同意の上、患者情報の公表・非公表を判断しています。
たつの市では、公開されている情報以外は把握することができません。
※令和4年9月26日から療養の考え方が転換され、新型コロナウイルス感染症の発生届の対象者が見直されています。
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