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最終更新日:2022年4月6日
たつの市は、兵庫県の西南部の西播磨地域に位置しており、南北に長い地形になっています。
市域の北側は山地が広がり、南は瀬戸内海に面し、南北に貫く形で揖保川が流れており、自然環境に恵まれた地域になっています。
たつの市は、東経134度32分、北緯34度51分に位置し、東西15.7km、南北29.8kmで210.87平方キロメートルの面積を有します。
土地利用の状況は、次のとおりです。
単位:平方キロメートル
区分 |
総数 |
田 |
畑 |
宅地 |
池沼 |
山林 |
原野 |
雑種地 |
その他 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
面積 |
210.87 |
26.37 |
5.50 |
17.03 |
1.48 |
89.9 |
2.19 |
4.13 |
64.27 |
※「令和2年版たつの市統計書」による。
年平均気温は約15℃、年平均降水量は1,000mm~1,500mm程度となっており、全般的に温暖で雨が少なく、瀬戸内式気候の特徴を表しています。
総人口は、平成7年までの推移では、一貫して増加の傾向が続きましたが、平成12年では微減となり、令和2年では、75,995人となっています。
年齢別の人口をみると、0歳から14歳の年少人口は減少の傾向が続いています。15歳から64歳の生産年齢人口は増加が続いていましたが、平成12年から減少しています。65歳以上の老年人口は増加の傾向が続いており、少子高齢化が進んでいることがうかがえます。
世帯数は、増加の傾向が続いている一方、1世帯当たりの人員は減少を続けています。
就業人口は、平成7年までは増加が続きましたが、平成12年から減少に転じています。
産業別の人口をみると、全体的な傾向として、第1次産業・第2次産業の就業者が減少し、第3次産業の就業者が増加してきています。
平成7年 (1995年) |
平成12年 (2000年) |
平成17年
(2005年) |
平成22年
(2010年) |
平成27年
(2015年) |
令和2年
(2020年) |
||
総人口 | 83,431人 | 83,207人 | 81,561人 | 80,518人 | 77,419人 | 75,995人 | |
年少人口 (0~14歳) |
14,105人 | 12,934人 | 11,840人 | 11,253人 | 10,195人 | 9,483人 | |
16.9% | 15.5% | 14.5% | 14.0% | 13.2% | 12.5% | ||
生産年齢人口 (15~64歳) |
55,876人 | 54,971人 | 52,606人 | 49,966人 | 45,279人 | 43,296人 | |
67.0% | 66.1% | 64.5% | 62.1% | 58.5% | 57% | ||
老年人口 (65歳~) |
13,442人 | 15,302人 | 16,823人 | 19,223人 | 21,945人 | 23,216人 | |
16.1% | 18.4% | 20.6% | 23.9% | 28.3% | 30.5% | ||
世帯 | 23,255世帯 | 24,588世帯 | 25,559世帯 | 26,803世帯 | 27,297世帯 | 30,834世帯 | |
1世帯当人員 | 3.59人 | 3.38人 | 3.19人 | 3.00人 | 2.84人 | 2.46人 | |
就業人口 | 40,327人 | 38,924人 | 37,710人 | 35,836人 | 35,505人 | 集計中 (令和2年 国勢調査) |
|
48.3% | 46.8% | 46.2% | 44.5% | 45.9% | |||
第1次産業 | 1,910人 | 1,411人 | 1,473人 | 1,007人 | 1,023人 | ||
4.7% | 3.6% | 3.9% | 2.8% | 2.9% | |||
第2次産業 | 18,625人 | 16,957人 | 15,259人 | 13,603人 | 12,844人 | ||
46.2% | 43.6% | 40.5% | 38.0% | 36.2% | |||
第3次産業 | 19,777人 | 20,460人 | 20,831人 | 20,775人 | 20,653人 | ||
49.0% | 52.6% | 55.2% | 58.0% | 58.2% |
総人口には年齢不詳の人口が含まれる。就業人口には分類不能の産業に従事する人の数も含まれる。
資料:国勢調査
第1次産業:農業、林業、漁業
第2次産業:鉱業、建設業、製造業
第3次産業:電気・ガス・熱供給・水道業、情報通信業、運輸業、卸売・小売業、金融・保険業、不動産業、飲食店・宿泊業、医療・福祉、教育・学習支援業、複合サービス事業、サービス業(他に分類されないもの)、公務(他に分類されないもの)
たつの市は、南北に流れる自然と歴史が豊かな揖保川とともに発展してきた経緯があります。この地域にとって貴重な存在である揖保川を軸に、北部の山々や原生林・鶏籠山などの豊かな緑、瀬戸内海国立公園にも属する関西随一の遠浅海岸・新舞子浜、梅林などの自然資源や、国指定史跡の新宮宮内遺跡、国指定重要文化財の賀茂神社、永富家住宅、堀家住宅、また、龍野城と脇坂藩5万3千石の城下町に連なる古い町並み、江戸時代に海の宿駅として栄えた室津港などの歴史的資源も豊富に有しています。これらの地域資源を様々なイベントなどに生かすことで、多くの人が魅力的な自然・歴史資源を訪れ、活発な交流が行われています。
風土が生み出した手延素麺や醤油醸造、皮革産業、かばん産業といった地場産業が根づく一方で、ハイテク産業や電機産業も発展を続けています。特色ある農業も盛んで花きや紫黒米、軟弱野菜、トマト、大根などが栽培されています。
また、この地域は、古くから山陽道、筑紫大道、揖保川の水運など交通の要衝として発展し、現在も、山陽自動車道、国道2号・29号・179号・250号、JR山陽本線・姫新線といった交通軸が集中する地域となっており、さらには、この地域を起点とする中国横断自動車道姫路鳥取線が全線開通し、交通機能を介した広域的なつながりと広がりを有する地域です。
さらに、播磨科学公園都市では世界最高性能の大型放射光施設SPring-8とX線自由電子レーザー施設SACLA、兵庫県立大学など学術研究機関が集積しています。保健・福祉・医療や教育の分野でも粒子線医療センター、西はりま特別支援学校や西播磨総合リハビリテーションセンターなどがあり、豊かな自然環境のなかで、21世紀の科学技術の発展を支える学術研究機能と優れた先端技術産業を中心に、快適な居住環境を備えた国際的な科学公園都市を目指して整備が進められています。
たつの市のローマ字の頭文字「T」を図案化したもの。
光豊かな太陽と、実りの大地、揖保川から湧き立つ清風を、赤・緑・青の3色で描き、自然に恵まれた市域と未来への飛翔を表現する。
応募総数755点、48種類の応募があり、桜に決定しました。
バラ科に属し、日本に最も多くの品種があります。古来、「花王」と称され、日本の国花とし、古くは「花」といえば桜を指しました。
中国原産のバラ科に属する木で、早春に葉に先立ち、白、紅、薄紅の花を開き、万葉以来日本人から愛されてきました。300以上の品種があります。
下記添付ファイルからダウンロードして市歌を聞くことが出来ます。
たつの市歌を使用されたい方は、広報秘書課(0791-64-3211)へ使用の届出をしてください。
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