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最終更新日:2023年4月3日
皆さん、おはようございます。令和4年度がスタートしました。今年度は「第2次たつの市総合計画後期基本計画」が始動し、「みんなで 創る 快適実感都市 たつの」の実現に向け、「心機一転」、新たな第一歩を歩み出す年であります。そして、本日から田中副市長をお迎えし、職員一同、新たな気持ちで、年度はじめを迎えられていると思います。
はじめに、このたびの人事異動の概要について申し上げます。行政手続きのオンライン化やキャッシュレス決済の拡充など、デジタル化を推進していくため、デジタル戦略監を招へいし、市民サービスの更なる向上と業務効率化を図ることとしました。また、小中連携の取組を通して、義務教育9年間を見据えた小中一貫教育を推進するため、「小中一貫教育推進課」を新設し、特色ある教育の実現を目指します。
さて、本日付けで総勢221人の異動発令を行いました。このたびの人事異動では、市の重要施策について、効率的かつ効果的な市政運営を展開するため、様々な行政課題に対応した人員配置としています。各課ヒアリングを踏まえ、本人の希望や意見にできるだけ配慮しましたが、意に反する結果であったと感じる職員もいると思います。組織としてより良く機能させるため、十分に検討を重ねた結果であります。人事異動は、「自己変革」、「自己開発」のチャンスでもあります。厳しい環境の中で経験をすることは、皆さんの強い力となり、成長の糧になると信じています。さきほどの宣誓の中にもありましたが、皆さんは、「全体の奉仕者」です。幹部職員の皆さんは、自ら先頭に立つ決意を持って、今一度、原点に立ち返り、「市民目線」、「現場主義」に立ち、「与えられた職場で、全力を尽くす」思いで、前向きに、精一杯、取り組んでください。
ところで、本日付けで採用された21名の新入職員の皆さん、心から歓迎いたします。今日から共に働けることを嬉しく思っています。皆さんは、たつの市の新入職員として、内外から期待と注目を浴びていることを認識し、常に良識ある行動を心がけるようにしてください。皆さんの持てる力とアイデアを存分に発揮し、職場に新鮮な風を吹き込んでいただきたいと思います。
続いて、年度始めにあたり、皆さんに3点申し上げます。
1点目は、「柔軟な思考」です。長期化するコロナ禍における変化、コロナ終息後における変化など、常に先を見据えた取組が求めれています。コロナとの共存社会の中で、新しい時代のニーズを的確に捉え、市民目線に立って、前例にとらわれることのない柔軟な思考で斬新な発想を生みだして、積極的に市政に反映させてください。
2点目は、「対話力」です。対話では、「話す」「聞く」の両方の力が必要です。しかし、多くの人は話すことに熱心で、聞くことをおろそかにしています。目的意識をもって、能動的・主導的に話を聞くことを心がけながら、市民との対話、職員同士の対話を積極的に行ってください。市民と対話を重ねることで、住民参画のまちづくりの推進に繋がります。職員同士の対話は、良好な人間関係の構築、チーム力の向上、さらには各部署の垣根を超えた組織横断的な対応にも繋がります。また、新入職員にあっては、自分から「元気な挨拶」を心がけてください。「元気な挨拶」が市民の方々に対して気持ちのよい対応の始まりと思ってください。
3点目は、「職場環境の充実」です。働きやすい職場・長く働き続けたい職場づくりが仕事の効率化に繋がり、モチベーション維持に繋がります。皆さんにあっては、複雑多様化する行政課題への対応、様々な価値観を持つ方々との対応など、ストレスを感じる場面も多いと思います。管理職の皆さんには、効率的な業務の進行管理を行っていただくことに加え、相談しやすい環境づくりを整え、部下の健康状態の把握や職場全体で、子育てや介護、地域活動など、それぞれの家庭の事情を考慮した事務分担など、課題解決に向けて、チームワークを発揮できる職場づくりをお願いします。
以上、3点のことを踏まえ、皆さんそれぞれに、新たな目標や夢に向かって、具体的な行動に繋げていただけるよう、強く期待しております。
結びに、全職員が、心身ともに健全で、全力をもって、職務に邁進していただきますことをお願いし、年度はじめに当たっての訓示といたします。今年度もどうぞよろしくお願いいたします。
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