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17番
三木 浩一
(創政会)
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- 共生社会の実現に向けて
障がい者差別解消法が平成25年6月に制定され、本年5月に改正された。今後、3年以内に施行され、民間業者による合理的配慮の義務が求められることになる。また、9月の質問でも取り上げたが、性的少数者の方々についての理解をすすめる動きも各地で広がってきている。
- 公共施設のバリアフリー化は法ができて7年が経過したが、どのくらい進んだのか。また、それをどのように評価しているのか。
- 重伝建をはじめ観光施設のバリアフリー化については、どのように考えているのか。
- LGBTへの理解とともに、学校の制服などにも変化の傾向が出てきている。市内の学校・園などでも、配慮するための変更・緩和などの検討が必要になってきているように思う。教育委員会として指針のようなものを示すことは考えていないのか。
- 安心安全な生活環境の整備
- 移動や生活の中で買い物等に不便を感じている支援が必要な高齢者が増えている。その対策として以下質問する。
- 買い物支援として、宅配サービス・巡回訪問販売などを拡充するための支援策はないのか。
- 証明書等の交付にコンビニエンスストアが利用できるが、さらに納税業務等を行っている農協や郵便局などでもできるようにはならないのか。
- デマンドバス・コミバスの運行状況と課題について、利用者の声などから今後の改善点はないのか。
- コロナの新たな変異株による不安が大きくなっている。また、低年齢層の児童・生徒の感染も報道されている。
- 児童生徒の保護者が感染した場合の対応は従来と変わりないのか。保護者が不在となった場合の児童生徒の支援についてはどのようにするのか。
- 陽性反応が出てもその家族や周辺にいた人たちが濃厚接触者と判定されない場合の検査費用についての支援はどうなっているのか。
- 観光施策について
コロナ禍でまだまだ観光客が増えるという状況ではないが、今のうちに次なる手法を考えておく必要があるのではないか。魅力あるまちをよりアピールするために以下質問する。
- より魅力ある観光ルートの提案・啓発についてどのような考えを持っているのか。利便性の向上についてはどうか。
- 有料観光施設の年間利用パス券や有料駐車場の割引券の導入などの考えはないのか。
- 地場産業製品や名産品の販売・体験などができる総合施設についての考えはどうか。
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4番
宗實 雅典
(清風クラブ) |
- 東觜崎駅周辺整備事業について
- 事業計画を踏まえ今後の予定について伺う。
- 駐輪場内の南側には、長期間置いたままのいわゆる不法投棄と見られる自転車が存在しているが、これらの対応について伺う。
- 駅周辺には月極駐車場は存在しているが、時間貸し駐車場がない。そこで、利用度の少ない駐輪場南側を時間貸し駐車場に整備してはどうか。
- 不登校・ひきこもりについて
- 現在、たつの市内の小中学校において、長期間欠席している子供たちはいるのか。また、過去はどうか。
- 原因・理由は把握しているのか。また、現況は確認しているのか。
- 不登校の子供たちの中には、ひきこもり状態の子もいると聞くが、本人や家族への対応・対策ははどのように考えているのか。また、小中学校卒業後の状況は確認しているのか。
- たつの市内でひきこもり状態にある人の実態は把握しているのか。 また、市としての取組はどうか。
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5番
肥塚 康子
(創志会)
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1 人々が暮らしやすい市(まち)にするために
新型コロナウイルス感染症の新規感染者数も減少し、経済活動や市民の暮らしも少しずつ以前の日常を取り戻しつつあるが、まだまだ安心できないこの感染症の影響で、都会で暮らす方の中で移住を考えられている方が増えていると新聞報道等で伝えられている。実家が本市にある人が帰ってきやすい、移住を考える人に選ばれる「たつの市」、そして何より現在住んでいる人がずっと住み続けたいと思うたつの市の実現に向けて本市も独自の対策を講じることが必要ではないかと考える。本市の移住定住促進事業も功を奏していると思うが、他市にない取組をPRし、新しい効果的な施策を検討する事で「たつの市」を定住の場所に選んでもらえるよう努力することが必要かと思う。それには現在生活している方々の暮らしについての課題を抜き出し、解決していく事が大切ではないだろうか。高齢化社会における問題は本市だけの問題ではないが、車の運転免許返納後の施策や公共交通の利便性の問題も大きく影響すると考える。また、国連のSDGsで17の目標の1つに掲げられているジェンダー平等でも、日本は国際社会からも遅れているとされ、まだまだ男女格差は大きい中で女性の声が届けられる仕組みの構築も大切である。「暮らしやすさ」を考える時、何が暮らしにくいのか、その課題を模索し解決に結びつけていくために以下の質問をする。
- 移住・定住の促進について
- 二世帯住宅への改装また新築のための補助金は考えられないか。
- 御津地域の活性化、また居住促進についてどのように考えるか。
- 高齢者の移動手段について
- 令和元年6月の一般質問での御津区域の公共交通の問題で、民業圧迫になるため、現行の市公共交通を利用して欲しいとの答弁であったが、御津の住民の声を反映させ課題解決に結びつける考えはないか。その後の公共交通会議での進捗状況、今後の公共交通の利便性に対する考えを問う。
- 免許返納時の特典に電動自転車やシニアカーの購入費用に対する補助は出ないか。また個々の必要性に応じてタクシー券なども加え、特典を選択できるようにする考えはないか。
- 男女格差について
- ジェンダー平等に対する現状と今後の市の取組についての考えを問う。
- 小野市が取り組んだ事例のように、補助金を出して各自治会の決定機関において女性を増やす取組は考えられないか。
(添付資料 別紙1.(PDFファイル:1.3MB))
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1番
楠 明廣
(無会派)
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- 少子化社会への課題について
現在の日本は、急速に少子化が進んでいる。本市においても、令和2年の出生数は400人を下回り、小学校一学年の人数としても考えられない人数になっている状況である。このような状況のもと、30年後の「2050年問題」と言われるときにたつの市が抱えるであろう課題、弊害について伺う。
- 年金受給者の雇用について
現在、公的年金は65歳から受給することができるが、希望すれば60歳から70歳の間で自由に受給開始時期を選ぶことができ、繰り下げ受給した場合は、増額した年金を受け取ることができる。今回の制度改正により、選択範囲の上限が75歳までとなるため、75歳まで働こうとする者が増えるのではないかと考えるが、それまでの間の雇用は確保されるのか伺う。
- 少子化について
- 子育て世代への支援について
- 小学生一人に掛かる教材費は、給食費を含めて月額約7千円、年額約8万円掛かると聞いているが、これを無償化することは考えられないか。
- 大阪府池田市では、市内事業所であるダイハツの協力を得て、3人目の子どもが生まれた場合、乗用車を3年間無償貸与する子育て支援制度を設けているが、本市も市内にある事業所の特性を活かした支援策は考えられないか。
- 以前、市長から市内事業所に新入生へのランドセル提供の協力依頼をされたが、改めて考えられないか。
- 小学校の統合について
出生数がこのような状況であれば、小学校の統合についてもさらに広域化を視野に入れて考えて行く必要があると思うがどうか。
- 野見宿禰神社の文化財指定による保護について
野見宿禰神社の周辺地域については、かねてから観光資源としての活用施策を提言してきたところである。しかしながら、野見宿禰神社の周辺に設置された横綱など角界が寄進した玉垣や階段などは傷みが激しく、訪れた観光客をガッカリさせているのではないかと思われる。相撲の祖である野見宿禰を祀る神社は、歴史ある日本の文化資産として全国的にその知名度は高いものの、現状では民間団体の保護活動により維持する程度で、官による関与など政教分離の観点から、公金を支出することは困難であると考えられる。本市の文化資源として観光を含む魅力発信のため、これら神社一帯を文化財指定するなど、何らかの方策を講じるべきではないか伺う。
- 龍野インターチェンジ南地域の道路整備について
山陽自動車道龍野インターチェンジ周辺地域については、将来区画整理を実施し、商業地として大型商業施設の誘致も含めた計画を推進されていると考える。9月議会でも質問したが、龍野インターチェンジから南の揖龍南北幹線道路は、拡幅を見込んだ道路用地を購入しており、県の西播磨地域社会基盤プログラムの事業調整箇所として挙げられているということであった。大型商業施設が誘致された場合、地域のにぎわいの創出等様々な面でのメリットが期待できる反面、人流が増すことによるデメリットとして交通渋滞や事故などの懸念材料も増加すると考える。そういったことから、沿道地域の整備方針は示されたものの、その中枢となる幹線道路の4車線化など未利用の道路用地の活用の実現化に向けて早急な方策を計画的に打つことが必要と考えるが伺う。
- 新型コロナウイルス3回目ワクチン接種について
中和抗体検査の必要性と新型コロナウイルス3回目ワクチン接種の6か月及び3か月の前倒し接種の必要性について、どのような考えを持って対応しようとしているのか伺う。
- 選挙後の市民へのあいさつ行為の制限について
選挙運動について、選挙後に候補者が市民に対してあいさつを行うことは、当選、落選に関わらず、制限されているということは、候補者であれば当然知っていると思われる。しかしながら、選挙後に市民から、「誰々からお礼のあいさつを受けた。」という声を聞くことがあり、果たしてこれらの行為の制限が周知されているのかと感じてしまう。このことについては、以前広報たつのにおいて周知記事が掲載されていたが、来年4月に市議会議員選挙を控え、改めて正しい選挙運動が行われるよう市民に対して禁止されている行為を周知する必要があると思うがどうか。
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11番
和田 美奈
(新生クラブ)
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- 女性活躍の推進と「女性リーダー」の育成について
女性活躍の推進は地域の活性化に欠かせないものであるとともに、女性にとって魅力ある地域を作っていくことは、地方創生や少子化対策を考える上においても重要な鍵となる。そのために、地域で連携して「女性リーダー」を育成していくことが求められていることから、以下質問する。
- たつの市連合婦人会の解散を受けて、女性活躍を推進していく際にどのような課題が発生するのか。また、今後、どのような取組や仕組みづくりが必要となるのか。
- 市の取組において、女性の活躍や女性リーダーの育成を行っているものはどのようなものがあるか。
- 市の主催で「女性リーダー養成講座」のようなものを開催してはどうか。
- 宮内川の雨水対策について
揖龍南北幹線道路の宍粟新宮線の大鳥踏切〜宮内鳥居までの区間のルートが決まり、現在、住民への説明会が行われている。県道の整備に伴い、市においては同区域の宮内川の改修工事が予定されているが、その詳細と今後の雨水対策について質問する。
- 今回の宮内川改修工事の概要について簡単に説明を願う。
- 概略図面を確認すると、南北幹線道路の横に開渠で流す計画のようだが、以前の一般質問で、楠議員や高岸議員からの提案にもあったボックスカルバートにするのか、開渠にするのか市の方向性を聞く。
- 開渠になる際の安全対策は考えているか。
- 用地買収については、道路と併せて行うのか。どこが主体で行うのか。
- 今回の工事区間より下流の雨水対策について、どのような計画なのか。
- 通学路の防犯カメラ設置について
近年、児童や生徒が重大な事件に巻き込まれる例や悲惨な交通事故に遭遇することが増えてきている。当市においても不審者の情報などが少なからず報告されていることから、子供たちが安全に安心して学校に通えるようにするために、通学路の防犯等のさらなる対策が重要であると考える。保護者や地域の方々が行っている見守り活動を補完するため、防犯カメラの設置を推進すべきと考え、以下質問する。
- 現在の学校園や通学路における防犯カメラの設置状況はどうか。
- 通学路の危険箇所などに対して、市が主体となって防犯カメラの設置を進めていく考えはないか。
- 市の観光振興ついて
コロナ禍によって、最も影響を受けた観光業だが、全国で緊急事態宣言が解除されると多くの方が観光やレジャーを楽しみ、世界中の人の観光需要が高まっていることを感じる。本市においても「たつのおもてなしキャンペーン」などを展開し、観光客の取り込みを行っているが、コロナ収束時のさらなる観光需要を取り込むために、先手を打った取組が必要と考え、以下質問する。
- たつの市には多くの地域資源や観光資源があり、それらを学び、PRするために多くの団体が活動している。現在、そのような団体の多くは、市民の生涯学習という観点から「社会教育課」が窓口となっている。そのなかでも、文化や芸術などを生かし観光に結びつけることができる活動団体については、「観光課」との連携をより強化すべきと考えるがどうか。
- 今後、各魅力・資源の連携を図りつつ、たつの市の観光全体の魅力を高めていくために、顧客視点で顧客に「刺さる」、競争力の高い観光まちづくりを進めることが重要である。そのような観点から、地域DMO登録なども後押ししていく考えはないか。
(補足) DMOとは、観光資源に精通し、地域と協同して観光地域づくりを行う法人のこと。
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更新日:2025年03月31日