はじめよう!ブレスト・アウェアネス

更新日:2025年09月09日

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ブレスト・アウェアネスとは、自分の乳房に日頃から関心を持ち、乳房を意識して生活を送ることです。

乳がんは女性がかかるがんの中で最も多いですが、早期に発見すればほぼ治すことができます。罹患率は30歳代から増え始め、40~60歳代がピークとなっています。

初期の段階では、痛みや体調不良などの自覚症状はないことが多いため、ブレスト・アウェアネスの実践が大切となります。

ブレスト・アウェアネスの4つのポイント

ポイント1. 自分の乳房の状態を知る

日頃から「自分の乳房の状態」を知ることがまずブレスト・アウェアネスの第一歩です。着替えや入浴時など、ちょっとした機会に自分の乳房を「見て」「触って」「感じて」みてください。入浴時に石鹸をつけて触ると分かりやすくなります。

ポイント2. 乳房の変化に気を付ける

普段の乳房を知っているからこそ、乳房の変化に気づくことができます。しこりや異常を探すのではなく、「いつもと変わりはないかな?」という気持ちで取り組みましょう。

【気を付けたい乳房の変化】

・乳房のしこり

・乳房の皮膚のくぼみや引きつれ

・乳頭や乳輪のびらん・ただれ

・乳頭からの分泌物

・乳房の痛み

ポイント3. 異変に気付いたらすぐに医療機関に相談する

乳がんは体の表面に近いところにできるため、自分で見つけられる可能性が高いがんの一つです。乳房の変化(しこり、くぼみなど)が必ずがんであるということはありませんが、変化に気づいた場合は、「次の検診でいいか」と先延ばしにせず、なるべく早く医療機関を受診しましょう。

ポイント4. 40歳になったら2年に1回乳がん検診を受ける

乳がん検診の目的は、乳がんで亡くなる女性を減らすことです。乳がん検診(マンモグラフィ)は「死亡率を減らすことが科学的に証明された」有効な検診です。40歳以上の女性は2年に1回、定期的に検診を受けましょう。

また、検査結果が「異常あり」の場合は、必ず精密検査を受けるようにしましょう。

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