蚊媒介感染症について

更新日:2025年03月31日

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近年、ジカウイルス感染症やデング熱など、蚊が媒介する感染症が世界的に流行しています。

蚊が発生しやすい時期から蚊の対策を心がけ、蚊を媒介とした感染症の予防に努めましょう。

主な蚊媒介感染症の特徴

ジカウイルス感染症(ジカ熱)

  • 主な媒介蚊:ネッタイシマカ、ヒトスジシマカなど
  • 感染経路:ヒト-蚊-ヒト(ただし、性行為による感染例が報告されています)
  • 発生地域:中南米・カリブ海地域、オセアニア太平洋諸島、アフリカの一部、タイ、フィリピン、ベトナムなど
  • 症状:軽度の発熱、、発疹、結膜炎、筋肉痛、関節痛、倦怠感、頭痛など
  • 潜伏期間:2~12日(多くは2~7日)

デング熱

  • 主な媒介蚊:ネッタイシマカ、ヒトスジシマカなど
  • 感染経路:ヒト-蚊-ヒト
  • 流行地域:東南アジア、南アジア、中南米、カリブ海諸国など
  • 症状:突然の高熱で発症し、頭痛、眼窩痛、全身筋肉痛、関節通、全身倦怠感など
  • 潜伏期間:2~14日(多くは3~7日)

治療法

マラリア以外の感染症では特異的な治療法はなく、対症療法が主体となります。

予防対策

蚊に刺されないための対策

  • 長袖、長ズボンを着用し、裸足でのサンダル履きなどを避ける
  • 虫除けスプレーや蚊取り線香など使用し、蚊に刺されないようにしましょう

蚊を増やさないための対策

幼虫発生源をなくすために、定期的に雨水がたまった容器を逆さにして水をなくすなど、以下の容器などに水がたまらないように注意しましょう。

ヒトスジシマカをアップで写した写真
  • 植木鉢やプランターの皿
  • 古タイヤ
  • 屋外に放置された空き缶、びん、ペットボトル
  • 雨ざらしのじょうろ
  • 墓石の花立て

雨水桝など水の除去が難しい場合には、成長阻害剤などの薬剤を使用し、蚊の幼虫を駆除しましょう。

排水溝に水がたまっている場合には、網をかけましょう。

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