つつが虫病に注意しましょう
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つつが虫病は、ダニの一種であるつつが虫が媒介する感染症です。
つつが虫病の予防にはワクチンがないため、ダニに刺されないように気を付けましょう。
つつが虫病とは
- つつが虫病は、つつが虫リケッチアの感染によって引き起こされます。
- 野ネズミなどに寄生するダニの一群であるつつが虫が媒介します。
- つつが虫は寒さに抵抗性があり、発生時期は春~初夏及び晩秋から冬であるが、関東から九州地方では、秋から初冬にかけて流行のピークがみられます。
症状
- つつが虫に刺されてから5~14日の潜伏期ののち、全身倦怠感、食欲不振とともに頭痛、悪寒、発熱などを伴って発症する。
- 体温は段階的に上昇し、39度以上の高熱となります。
- 紅斑(こうはん)、丘疹(きゅうしん)状の発疹が出現します。
つつが虫病の予防について
つつが虫病の予防については、ワクチンがないためダニに刺されないことが唯一の予防法です。
- 長そで、長ズボン、長靴、手袋を着用し、肌の露出を少なくする。
- 脱いだ上着やタオルは地面や草の上に置かない。
- 草の上に座ったり、寝転んだりしない。
- 帰宅後は、入口の外で衣服の付着物をよく払い落とす。
- 帰宅後はすぐに入浴して体をよく洗い、付着したダニがいないか点検し、衣服は洗濯する。
更新日:2025年03月31日