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最終更新日:2021年10月29日
エコドライブは地球温暖化の原因の一つとされるCO2や大気汚染物質の排出を減らすだけでなく、燃料代の節約や交通事故の防止にもつながります。
エコドライブは、誰でもすぐに始めることができます。小さな意識を習慣にすることで環境も変わってきます。エコドライブを心がけてみませんか。
エコドライブとは、燃料消費量や温室効果ガス排出量を減らし、地球温暖化防止につなげる「運転技術」や「心がけ」です。また、エコドライブは、交通事故の削減につながります。燃料消費量が少ない運転は、お財布に優しいだけでなく、同乗者が安心できる安全な運転でもあります。心にゆとりをもって走ること、時間にゆとりをもって走ること、これもまた大切なエコドライブの心がけです。エコドライブは誰にでも今すぐに始めることができるアクションです。小さな意識を習慣にすることで、あなたの運転が良くなって、きっと社会も良くなります。できることからはじめてみませんか。
➀自分の燃費を把握しよう
車の燃費を把握することを習慣にしましょう。日々の燃費を把握すると、自分のエコドライブ効果実感できます。車に装備されている燃料計、エコドライブナビゲーション、インターネットでの燃費管理等のエコドライブ支援機能を使うと便利です。
➁ふんわりアクセル「eスタート」
発進する時は、穏やかにアクセルを踏んで発進しましょう(最初の5秒で、時速20km程度が目安です)。日々の運転において、やさしい発進を心がけるだけで10%程度燃費が改善します。焦らず、穏やかな発進は、安全運転にもつながります。
➂車間距離にゆとりをもって、加速・減速の少ない運転を心がけよう
走行中は、一定の速度で走ることを心がけましょう。車間距離が短くなると、無駄な加速・減速の機会が多くなり、市街地では2%程度、郊外では6%程度も燃費が悪化します。交通状況に応じて速度変化の少ない運転を心がけましょう。
➃減速時は早めにアクセルを離そう
信号が変わる等あらかじめ停止することがわかったら、早めにアクセルから足を離しましょう。そうするとエンジンブレーキが作動し、2%程度燃費が改善します。また、減速するときや坂道を下るときにもエンジンブレーキを活用しましょう。
➄エアコンの使用は適切に
車のエアコン(A/C)は車内を冷却・除湿する機能です。暖房のみ必要なときは、エアコンスイッチをOFFにしましょう。例えば、車内の温度設定が外気と同じ25℃であっても、エアコンスイッチをONにしたままだと12%程度燃費が悪化します。また、冷房が必要なときでも、車内を冷やしすぎないようにしましょう。
➅不必要なアイドリングはやめましょう
待ち合わせや荷物の積み下ろし等による駐停車の際は、アイドリングはやめましょう。10分間のアイドリング(エアコンOFFの場合)で、130CC程度の燃料を消費します。
➆渋滞を避け、余裕をもって出発しよう。
出かける前に、渋滞、交通規制等の道路交通情報や、地図、カーナビ等を活用して行先やルートをあらかじめ確認しましょう。例えば、1時間のドライブで道に迷い10分間余計に走行すると、17%程度燃料消費量が増加します。さらに、出発後も道路交通情報をチェックして渋滞を避ければ燃費と時間の節約になります。
➇タイヤの空気圧から始める点検・整備
タイヤの空気圧チェックを習慣づけましょう。タイヤの空気圧が適正値より不足すると、市街地で2%程度、郊外で4%程度燃費が悪化します。また、エンジンオイル、オイルフィルター、エアークリーナーエレメント等の定期的な交換によっても燃費が改善します。
➈不要な荷物はおろそう
不要な荷物は車から降ろしましょう。車の燃費は荷物の重さに大きく影響されます。例えば、100kgの荷物を載せて走ると、3%程度燃費が悪化します。また、車の燃費は空気抵抗にも影響されます。スキーキャリア等の外装品は、使用しないときには外しましょう。
➉走行の妨げになるような駐車はやめよう
迷惑駐車はやめましょう。交差点付近等の交通の妨げになる場所での駐車は、渋滞をもたらします。迷惑駐車は他の車の燃費を悪化させるばかりか、交通事故の原因にもなります。迷惑駐車の少ない道路では、平均速度が向上し、燃費の悪化を防ぎます。
【エコドライブ普及連絡会作成】
ECO DRIVE(環境省ホームページ)(外部サイトへリンク)
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