子育て応援コラム 「子どもを褒めるポイント!」
子どもを褒めるポイント!
最近では“子どもは褒めて育てよう”という言葉が、すっかり耳に馴染んでいるように思います。褒めることで子どもの自己肯定感を高めることができることが大きなメリットですが、実際の生活ではいかがでしょうか?「分かっているけれど、褒めてばかりはいられない」「褒めているけれど、本当に正解?」「甘やかしではないの?」との思いが湧いてきませんか?
そもそも“褒める”の一般的な意味は、「物事を評価し、よしとしてその気持ちを表す。たたえる。賞賛する。」とされ、同等か目下の人に対し、その行いや優れている点を肯定的に評価し、伝える行為を指すようです。しかし、子育てにおいての“褒める”をその意味に当てはめると、少しリスクがあるように思います。
それは “褒める”には意識せずとも相手への評価やコントロールが含まれるからです。速く走れた、上手に絵を描けた、テストで良い点を採ったなどを褒めると、褒められた子どもは喜び、次も褒められるように頑張ります。一見、良い循環のようですが、これらはすべて結果に対する評価で、無意識のうちに、そのような状態でなければならないという意識付けをしています。その後、速く走れない、上手く絵を描けない、テストで悪い点を採ったなど、褒められる条件をクリアできなかったときに、子どもはできない自分を自覚し、やる気を失い、そもそも挑戦しなくなるかもしれません。これでは、結果として自己肯定感を高めることはできません。
では、どのように褒めたらよいのでしょうか?
- 結果ではなく過程を褒める
- 評価しない
- 具体的に褒める
- その時に褒める
などがポイントとしてよく挙げられています。どれもその通りで意識したいことです。
でも私が思う、一番のポイントは・・・
あえて褒めずに、自然に認めて、感謝しよう! です。
私たちは、“褒める”という言葉に慣れすぎて、どうしても評価してしまうと思うのです。そこで、褒めようという意識を“認める”と“感謝する”にシフトしてはいかがでしょう?その子自身をちゃんと見て、存在そのものを認めます。もちろん無条件で。
具体的には、実況中継のように、「よく食べているね」「一生懸命考えているね」とありのままを言葉にします。そして、自分の感情が動いた時には「たくさん食べているね。嬉しいなぁ。」「よく考えているね。驚いた。」と一緒に伝えてみてください。そして「ありがとう」はいつでも。
声を掛けられた子は、自分を見てくれている安心感、認めてもらった満足感、そして自己有用感を得られるかもしれません。
子どもと関わる人は、あえて褒めようと方法を探るより、自分自身が子どもの存在を無条件で認め、素直に感謝を伝えるという在り方に変わると、子どもに掛ける言葉も自然に変わってくると思います。
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今回のコラムは、幼児教育課幼保指導係に在籍する保育士が作成しました!!

更新日:2026年05月13日