地震による電気火災を防ぐためには、感震ブレーカーが効果的です

更新日:2025年03月31日

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通電火災とは

「通電火災」とは、地震、台風等の自然災害の影響により、停電から電気が復旧することによって発生する火災のことをいいます。
阪神淡路大震災や東日本大震災で発生した火災の半数以上が、電気による火災と言われています。
震災時には広範囲かつ長時間に及ぶ停電が発生するため、停電復旧後の再通電時に出火する、「通電火災」に注意が必要です。

感震ブレーカーとは

「感震ブレーカー」とは、地震の強い揺れを感知すると自動でブレーカーを落とし、電気の供給を遮断する装置であり、地震時の電気火災を防ぐことが期待できます。

感震ブレーカーのチラシ(表面)
感震ブレーカーのチラシ(裏面)

感震ブレーカーの種類

感震ブレーカーには様々なタイプのものがあります。
ご家庭の状況によって設置するものを選べます。

分電盤タイプ

分電盤に内蔵されたセンサーが揺れを探知し、ブレーカーを落として電気を遮断します。
(約5~8万円)(電気工事が必要です)

コンセントタイプ

コンセントに内蔵されたセンサーが揺れを感知し、そのコンセントからの電気のみを遮断します。
(約5,000円~2万円)(電気工事が必要なタイプとコンセントに差し込むだけのタイプがあります)

簡易タイプ

おもりが揺れにより落下したり、バネの作動によりブレーカーを落として電気を遮断します。
ホームセンターや家電量販店で購入可能です。
(約3,000~4,000円)(電気工事は不要です)

感震ブレーカーを設置するときの注意点

夜間の照明確保のために、停電時に作動する足元灯や懐中電灯などの照明器具を常備しましょう。

揺れを感知してから切断までの時間的猶予が無いタイプの感震ブレーカーの場合、照明類も即座に消えてしまう場合があります。
夜間等に大規模な地震が発生し、感震ブレーカー等が作動した場合、避難時の照明が確保できない可能性がありますので、一般的な防災対策としても停電時に作動する足元灯や懐中電灯などの照明器具を常備してください。

購入、設置にあたってはお住まいの環境に適したものをお選びください。電気工事が必要なものについては、お近くの電気工事店にご相談ください。

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