下水道事業経営戦略について

更新日:2025年10月03日

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策定の目的

本市では、下水道事業を将来にわたって安定的かつ持続的に運営するために令和2年度に公営企業会計へ移行し、中長期的な経営の基本計画である「たつの市下水道事業経営戦略」を令和3年3月に策定しました。

策定した経営戦略は、取組等の状況を踏まえつつ、PDCAサイクルを通じて質を高めていくため、3年から5年を目途に見直しを行う必要があります。

この度、策定から4年を経過することから、今までの取組状況や決算状況等の実績を検証した上で、今後の人口減少等を加味した使用料収入や物価上昇等の社会情勢の変化を的確に反映した実効性のある計画とするため、経営戦略を改定します。

また、本経営戦略において「経費回収率向上に向けたロードマップ」を記載し、業績目標の達成に向けて取り組みます。

計画期間

令和7年度から令和16年度までの10年間とし、計画5年目に当たる令和11年度に見直しを行います。

経営戦略

数値目標

経費回収率向上に向けたロードマップ(PDFファイル:349.4KB)において計画5年目の令和11年度決算における数値目標を設定しています。数値目標の推移は、次のとおりです。

経費回収率

経費回収率は、使用料で回収すべき経費をどの程度使用料で賄えているかを表した指標で、算出式は次のとおりです。

経費回収率(%)=使用料収入÷汚水処理費×100

経費回収率の目標値は、令和11年度決算で57%以上です。そのうち一般汚水は78%以上、皮革汚水は32%以上を目安としています。

経費回収率の向上を図るため、一般汚水は令和7年4月、皮革汚水は令和9年4月に使用料改定を実施します。

経費回収率

経常収支比率

経常収支比率は、使用料収入や一般会計からの繰入金等の収益で維持管理費や支払利息等の費用をどの程度賄えているかを表す指標で、算出式は次のとおりです。

経常収支比率(%)=経常収益(営業収益+営業外収益)÷経常費用(営業費用+営業外費用)×100

経常収支比率の目標値は、令和11年度決算で100%以上です。

今後においても100%以上を維持できるよう努めます。

経常収支比率

水洗化率

水洗化率は、現在処理区域内人口のうち実際に水洗便所を設置して汚水処理している人口の割合を表した指標で、算出式は次のとおりです。

水洗化率(%)=現在水洗便所設置済人口÷現在処理区域内人口×100

水洗化率の目標値は、令和11年度末時点で96%以上です。

下水道未接続者への戸別訪問による啓発や広報活動により水洗化率の改善を図ります。

水洗化率

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