下水道事業経営戦略について

更新日:2026年09月30日

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策定の目的

本市では、下水道事業を将来にわたって安定的かつ持続的に運営するために令和2年度に公営企業会計へ移行し、中長期的な経営の基本計画である「たつの市下水道事業経営戦略」を令和3年3月に策定しました。

策定した経営戦略は、取組等の状況を踏まえつつ、PDCAサイクルを通じて質を高めていくため、3年から5年を目途に見直しを行う必要があります。

この度、策定から4年を経過することから、今までの取組状況や決算状況等の実績を検証した上で、今後の人口減少等を加味した使用料収入や物価上昇等の社会情勢の変化を的確に反映した実効性のある計画とするため、経営戦略を改定します。

また、本経営戦略において「経費回収率向上に向けたロードマップ」を記載し、業績目標の達成に向けて取り組みます。

計画期間

令和7年度から令和16年度までの10年間とし、計画5年目に当たる令和11年度に見直しを行います。

経営戦略

数値目標

経費回収率向上に向けたロードマップ(PDFファイル:349.4KB)において計画5年目の令和11年度決算における数値目標を設定しています。数値目標の推移は、次のとおりです。

経費回収率

経費回収率は、使用料で回収すべき経費をどの程度使用料で賄えているかを表した指標で、算出式は次のとおりです。

経費回収率(%)=使用料収入÷汚水処理費×100

経費回収率の目標値は、令和11年度決算で57%以上です。そのうち一般汚水は78%以上、皮革汚水は32%以上を目安としています。

令和7年度の経費回収率は、全事業で58.9%(一般汚水81.1%、皮革汚水28.7%)です。前年度と比較すると、令和7年4月の使用料改定により一般汚水が10.8ポイント上昇した一方、物価高騰等による維持管理費の増加により皮革汚水が2.5ポイント低下し、全事業では4.5ポイント上昇しました。

令和7年度決算において、全事業の経費回収率は令和11年度の目標値(57%以上)を達成しました。一方、皮革汚水は目安値(32%以上)を下回っており、全事業の目標値を安定的に維持するためには改善が必要です。今後は、令和9年4月の皮革汚水の使用料改定や生活排水処理施設の統廃合に取り組みます。

R7経費回収率

経常収支比率

経常収支比率は、使用料収入や一般会計からの繰入金等の収益で維持管理費や支払利息等の費用をどの程度賄えているかを表す指標で、算出式は次のとおりです。

経常収支比率(%)=経常収益(営業収益+営業外収益)÷経常費用(営業費用+営業外費用)×100

経常収支比率の目標値は、令和11年度決算で100%以上です。

令和7年度の経常収支比率は103.9%(全事業)と、前年度より1.8ポイント低下しましたが、令和11年度の目標値(100%以上)を達成しています。ただし、この数値は一般会計からの繰入金を含むものであり、下水道事業の独立した経営基盤の強化に向けて、引き続き取り組みます。

R7経常収支比率

水洗化率

水洗化率は、現在処理区域内人口のうち実際に水洗便所を設置して汚水処理している人口の割合を表した指標で、算出式は次のとおりです。

水洗化率(%)=現在水洗便所設置済人口÷現在処理区域内人口×100

水洗化率の目標値は、令和11年度末時点で96%以上です。

令和7年度の水洗化率は96.0%と、前年度より0.2ポイント上昇し、令和11年度の目標値(96.0%)を達成しました。引き続き、未接続者への接続啓発・広報活動を通じて水洗化率の維持・向上を図ります。

R7水洗化率

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