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最終更新日:2024年4月1日
童謡「赤とんぼ」の作詩者『三木露風』の生家は、鶏籠山(けいろうざん)の麓にある龍野城の埋門(うずみもん)の坂を下りたところにあり、明治4年頃から明治22年の間に建築されたものと推察されます。
露風は明治22年6月23日にこの家で出生し、その名を操(みさお)と名付けられました。露風が6歳の時、両親が離縁し、母親(かた)は弟を連れて実家の鳥取に帰ってしまい、露風も祖父の家に引き取られました。この生家は、露風が母と過ごした思い出が残る大切な場所であります。
生家は、歴史的景観形成地区(龍野町龍野地区)の武家地景観通り沿いに建っています。武家地は、和瓦葺き、しっくい壁や焼板壁の家屋としっくい塗の土塀からなる町並みが特徴です。
生家の整備は、武家地景観に配慮して、外観はできる限り現状のまま残し、長い間使用されてきた材料の持つ趣を活かすため、古い瓦や建具などを再利用しています。
生家を親しみやすい施設にするため愛称を募集したところ、全国から500点を超える応募がありました。幼少期の露風が母と過ごした思い出が残る生家に訪れ、露風を偲んで頂きたいとの思いから、愛称を「露風とともに」に決定しました。
生家には、露風の年表と生い立ちから龍野に住んでいた10代までの説明掲示のみとしています。露風の作品や資料については、霞城館(龍野町上霞城)でご覧ください。
9時30分~16時30分
月曜日(祝日と重なった場合は翌日)、祝日の翌日、年末年始(12月29日~1月3日)、その他臨時休館あり
開館カレンダー(2024年4月1日~2025年3月31日)(PDF:78KB)
無料
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使用を希望する方は、使用しようとする期間が始まる日の7日前までに三木露風生家に「使用許可申請書」を提出し、市長の許可を受ける必要があります。
また、使用後は施設及び備品を直ちに原状に回復した後、「使用報告書」を管理人に提出してください。
まちづくりのための集会及び文化活動のために必要な便宜を提供する場合に限ります。
ただし、使用時に来館者の見学や立入を拒否するような内容については許可できません。
次に掲げる事項を遵守しなければなりません。
次の事項に該当する者に対しては、入館拒否、退館を命じることがあります。
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