歴史
ページID : 3390

たつの市は、市内の中央を流れる揖保川と瀬戸内海からの恩恵を受け、水運のほか、山陽道・美作道(みまさかどう)・筑紫大道(ちくしおおみち)・因幡街道(いなばかいどう)など交通の要衝として発展し、それを今に伝えています。
縄文時代から平安時代の複合遺跡である、国指定史跡「新宮宮内遺跡」では、長年にわたって営みを続けた先人の様子をうかがい知ることができます。
武家屋敷や町屋が多く残る、脇坂藩5万3千石の城下町地区は、歴史的町並みを形成し「播磨の小京都」として親しまれています。
国の重要文化財に指定されている永富家住宅は、龍野藩内屈指の豪農の生活を今に伝えるとともに、日本建築の美を残しています。
江戸時代に海上交通の要衝地として栄えた御津町室津に残る県指定文化財である室津民俗館と市指定文化財の室津海駅館は、室津の代表的な建築を伝えています。
室津漁港南岸の岬にある賀茂神社は、五社造りの社殿・回廊・唐門(からもん)を備え、国の重要文化財に指定されています。
更新日:2025年03月31日