冬季のヒートショックに注意しましょう!
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ヒートショックとは、寒暖差によって血圧が急上昇、急降下することで、血管や心臓に大きな負担がかかることを指します。ヒートショックが起こると、軽度ではめまいや立ち眩みなどの症状が出現し、重度になると脳卒中や心筋梗塞などにつながります。
ヒートショックは気温が下がる冬季に起こりやすく、特に入浴時は注意が必要です。
入浴による血圧の変化

入浴時のヒートショック対策
- 入浴前に、脱衣所や浴室を暖房器具で暖めておき、寒暖差を少なくしましょう
お湯をためる際に高い位置からシャワーで浴槽に注ぐ、浴槽のふたを開けておく等でも、蒸気で浴室全体が温まります。 - お風呂の温度は41℃以下、湯船につかる時間は10分までを目安にしましょう
- かけ湯をしてからお湯につかりましょう
心臓から遠い足先から肩まで徐々に湯温に慣らすことが大切です。 - 食後すぐの入浴や飲酒後、医薬品(睡眠薬等)服用後の入浴は避けましょう
- 「見守り体制」をつくりましょう
異変が起きた際の早期発見につなげるために、入浴前に家族等に一声かけて、意識してもらうことも大切です。
ヒートショックは日頃の対策でリスクを軽減することができます。対策をしっかりと行いながら入浴を楽しみましょう。
更新日:2025年03月31日