国の重要伝統的建造物群保存地区への選定
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「たつの市龍野伝統的建造物群保存地区」(龍野伝建地区)の都市計画決定後、国の文化審議会から文部科学大臣への重要伝統的建造物群保存地区(重伝建地区)選定の答申を経て、令和元年12月23日付けの官報告示により、龍野伝建地区が国の重伝建地区に選定されました。龍野伝建地区は全国で119番目の重伝建地区で、県内では神戸、丹波篠山(2地区)、豊岡、養父に次いで6地区目、西播磨地域では初の選定となっています。
龍野伝建地区は、16世紀末までに龍野城下に形成され、近世以降、醤油醸造の一大産地に発展した町であり、江戸時代に形成された町割りを残すとともに、軒が低く大壁造の古式な町家や醸造等に関わる重厚な土蔵等がよく残り、中世を起源とする西播磨の城下町としての歴史的風致が高く評価されました。
更新日:2025年03月31日