各地区の紹介~上川原~
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上川原は、揖保川河川敷に形成された町の北部に位置することが名前の由来となっており、17世紀前半の文書には上川原地名が確認できます。
江戸時代は、地区内を緩やかに曲がる通りに沿って、多種多様な店が軒を連ねる商家町でした。
現在も町家造りの面影を残す建物が多く、本瓦葺きの屋根と塗込めの2階部分が特徴的な町並みとなっています。近年は、古民家を再利用したカフェや美容室、書店なども営まれています。
町家は、通りに面した土間を大きくとり、曲折する敷地を土間によって整え、一般的な間取りの形式を確保する町人の知恵がうかがえます。


更新日:2025年03月31日