特別展「本陣・薩摩屋と室津の年中行事」を開催

更新日:2025年09月05日

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ハツに吊るした飾り

正月飾りのハツに吊るした飾り(個人蔵)

端午の節供の幟

端午の節供に立てた幟(室津民俗館蔵)

八朔記述2

最中雑記 文政12年(1829)高畠家文書

ショウロさん

ショウロさん(2025年8月15日撮影)

 参勤交代の制度が定められた江戸時代、海の宿駅として栄えた室津には、最大で6軒もの本陣が置かれました。そのうちの薩摩屋(高畠家)に「歳中雑記」という冊子が伝わっています。

この冊子は、薩摩屋で一年間におこなう行事を記録したもので、端午の節供や七夕祭りなど、現代の我々にとっても馴染み深い行事から、八朔の雛祭りなど室津ならではの行事まで、数十項目にわたって記されています。江戸時代の室津の年中行事について知ることのできる、数少ない資料です。

本展覧会では、「歳中雑記」に記載された行事を中心に、室津の年中行事について、関連する民具や祭具、古文書などの資料を用いて解説します。

開催情報

日時

10月4日(土曜日)~11月30日(日曜日)

9時30分~17時(入館は16時30分まで)

場所

室津海駅館

休館日

毎週月曜日(祝日をのぞく)、10月14日(火曜日)、15日(水曜日)、11月4日(火曜日)、5日(水曜日)、25日(火曜日)、26日(水曜日)

入館料

単館

  • 高校生以上 200円
  • 小・中学生 100円

民俗館との共通券

  • 高校生以上 300円
  • 小・中学生 150円

※市内の小・中学生は無料

※ひょうごっ子ココロンカード提示で無料

※11月8、9日は「関西文化の日」のため無料

関連行事

(1)記念講演会

演題

年中行事の構造

日時

11月2日(日曜日)14時~15時30分

講師

田村 三千夫 氏(太子町立歴史資料館 専門員)

定員

30名(先着順・要申し込み)

(2)ギャラリートーク

内容

担当学芸員による展示解説

日時

10月4日(土曜日)、11月8日(土曜日)

いずれも14時~15時

定員

各回15名(先着順・要申し込み)

(1)(2)共通事項

参加費無料

無料(ただし海駅館入館料が必要)

申込方法

海駅館窓口・電話・電子申請でお申し込み

関連リンク

この記事に関するお問い合わせ先

歴史文化財課 室津海駅館へのお問い合わせ
〒671-1332 兵庫県たつの市御津町室津457

電話番号:079-324-0595
ファックス:079-324-0595

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