龍野の宝「伊予札縹糸下散紅糸威胴丸具足」

更新日:2025年03月31日

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豊臣秀吉から拝領した甲冑

令和2(2020)年度特別展「龍野城下のたたずまい」にあわせて、城下町に伝わった「伊予札縹糸下散紅糸威胴丸具足」を動画でご紹介します。

デジタル文化財の公開

この度、龍野歴史文化資料館では、甲冑「伊予札縹糸下散紅糸威胴丸具足」をデジタル文化財として館内において一般公開します。通常、見ることのできない角度から甲冑を眺めて、臨場感あふれる体験をお楽しみください。

閲覧方法

  • 公開期間:令和2(2020)年11月28日(土曜日)9時~
  • 公開場所:たつの市立龍野歴史文化資料館(館内限定)
  • 閲覧方法:
    1. 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、当面の間、受付時にお渡ししてご覧いただく形式とします。公開初日、および来館者が多数となった場合も含み、閲覧時間はおひとり様5分までとさせていただきます。感染防止にご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
    2. 専用のタブレット端末に閲覧用アプリを搭載しており、タブレットを操作することで自由に鑑賞できます。
甲冑を正面から見た場合のアプリ画面
甲冑を斜め後ろから見た場合のアプリ画面

ご紹介

黒い兜と袖板や臑当てなどに桐・菊・輪違紋・唐獅子・雲龍などが金蒔絵された甲冑の写真

伊予札縹糸下散紅糸威胴丸具足(いよざねはなだいとけさんくれないいとおどしどうまるぐそく)

江戸時代/たつの市指定文化財/龍野神社奉賛会蔵 たつの市立龍野歴史文化資料館管理

秀吉子飼いの武将、七本槍の1人脇坂安治(わきさか やすはる)が豊臣秀吉(とよとみ ひでよし)から賜ったものとされ、安治を祀る龍野神社に伝わった具足(ぐそく)です。兜(かぶと)が別の組み合わせではありますが、個性的な造形を特徴とする安土桃山時代の「変わり兜」となっています。袖板や臑当てなどに桐・菊・輪違紋・唐獅子・雲龍などが金蒔絵された安土桃山時代の高級具足となっています。

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この記事に関するお問い合わせ先

歴史文化財課 龍野歴史文化資料館へのお問い合わせ
〒679-4179 兵庫県たつの市龍野町上霞城128-3

電話番号:0791-63-0907
ファックス:0791-63-0998

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