中国製の内行花文鏡
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指定名称:鏡(舶載内行花文鏡)(かがみ・はくさいないこうかもんきょう)
市指定・考古資料

龍野町日山(ひやま)の丘陵上で、赤とんぼ荘建設のさいに発見された箱形石棺から出土した鏡である。墓の時期は3世紀半ばと考えられる。鏡の推定径約10センチメートル。推定8枚の花弁文様が表現されており、一部に「金」「石」「位」「公」などの文字が読み取れる。
割れた後も、磨いて大切にされたようで、漢代の中国から輸入されたと考えられる貴重な鏡である。
【龍野歴史文化資料館で保管】
更新日:2025年03月31日