竜山石製の家形石棺

更新日:2025年03月31日

ページID : 3282

指定名称:家形石棺(いえがたせっかん)

市指定・考古資料

赤い実のなる木や紅葉などが装飾された明覚寺の家形石棺を撮影した写真

揖保川町半田(はんだ)の明覚寺(みょうかくじ)の庭に、家形石棺の蓋(ふた)と底の部材が置かれている。
石棺は、高砂市の竜山から切り出した流紋岩質溶結凝灰岩(りゅうもんがんしつようけつぎょうかいがん)と推定され、時期は7世紀前半と考えられる。
竜山石は当時、大和政権の大王の棺(ひつぎ)にも使用される高級品で、竜山と関係の深い有力者がこのあたりにもいたのであろう。

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