最終更新日:2021年3月17日
令和3年第1回定例会
議案など
議案番号 |
議案名 |
承認第1号
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専決処分した事件(令和2年度たつの市一般会計補正予算(第9号)について)の承認を求めることについて |
同意第1号 |
たつの市教育委員会教育長任命の同意を求めることについて |
議案第1号
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令和2年度たつの市一般会計補正予算(第10号) |
議案第2号 |
令和2年度たつの市学校給食センター事業特別会計補正予算(第4号) |
議案第3号 |
令和2年度たつの市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号) |
議案第4号 |
令和2年度たつの市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号) |
議案第5号 |
令和2年度たつの市介護保険事業特別会計補正予算(第3号) |
議案第6号 |
令和2年度たつの市下水道事業会計補正予算(第1号) |
議案第7号 |
令和2年度たつの市国民宿舎事業会計補正予算(第1号) |
議案第8号 |
たつの市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について |
議案第9号 |
たつの市福祉医療費助成条例の一部を改正する条例制定について |
議案第10号 |
たつの市国民健康保険条例等の一部を改正する条例制定について |
議案第11号 |
兵庫県市町村職員退職手当組合規約の変更に関する協議について |
議案第12号 |
たつの市重度心身障害者介護手当支給条例の一部を改正する条例制定について |
議案第13号 |
たつの市介護保険条例の一部を改正する条例制定について |
議案第14号 |
たつの市保健センター条例を廃止する条例制定について |
議案第15号 |
たつの市立学校設置条例の一部を改正する条例制定について |
議案第16号 |
たつの市と畜場の廃止に伴う関係条例の整理に関する条例制定について |
議案第17号 |
市道の路線認定及び変更について |
議案第18号 |
令和3年度たつの市一般会計予算 |
議案第19号 |
令和3年度たつの市学校給食センター事業特別会計予算 |
議案第20号 |
令和3年度たつの市土地取得造成事業特別会計予算 |
議案第21号 |
令和3年度たつの市揖龍公平委員会事業特別会計予算 |
議案第22号 |
令和3年度たつの市国民健康保険事業特別会計予算 |
議案第23号 |
令和3年度たつの市後期高齢者医療事業特別会計予算 |
議案第24号 |
令和3年度たつの市介護保険事業特別会計予算 |
議案第25号 |
令和3年度たつの市病院事業債管理事業特別会計予算 |
議案第26号 |
令和3年度たつの市水道事業会計予算
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議案第27号 |
令和3年度たつの市下水道事業会計予算 |
議案第28号 |
令和3年度たつの市国民宿舎事業会計予算 |
代表質問・一般質問通告要旨(予定)
議会傍聴にかかる新型コロナウイルスの感染拡大防止のお願い
令和3年第1回定例会(3月定例会)中の議会の傍聴につきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、できる限りご遠慮いただきますよう、ご協力をお願いいたします。
質問日:3月18日(木曜日)
質問順 |
質問者 |
代表質問・一般質問通告の要旨 |
1
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代表質問
14番
内匠 勇人
(創志会代表)
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1 令和3年度 施政方針について
(1)市政推進の基本姿勢いきいきと人が輝くまちづくりから
「切れ目のない子育て支援、充実した定住促進施策の実施により子供・子育て世代における転入超過(令和元年度)基調も見え始めています。」とあり、また「今後も続く少子化に適応した教育環境を実現するため、合併後初となる小学校の統合を実施し、将来を担う子どもたちがいきいきと輝く教育活動を推進してまいります。」とある。小宅小学校の校舎増築といったこともあり、市全体では転入超過かもしれないが、地区にあっては、少子化となっている。この地域間の差異を小学校の再編を含め、将来を見つめ、どう考えていくのか。
(2)市政推進の基本姿勢人が集いにぎわいあふれるまちづくりから「本市の貴重な地域資源の一つである龍野地区の歴史的な町並みが残る「重要伝統的建造物群保存地区」近傍に観光駐車場を整備し利便性を高めるとともに、市民協働による情報発信、AR(拡張現実)技術を活用した体験型観光、イベント等を通して、広く魅力を発信します。」とある。
①AR(拡張現実)技術を活用した体験型観光、イベント等とはどのようなものか。
②先だって市役所駐車場で他府県ナンバーの車に乗られた人から龍野の川西に駐車場はあるのか、どこにあるのかと聞かれた。駐車場の整備はもちろんだが、市外からの観光客はインターネットでたつの市観光で検索したとき、観光マップに駐車場の位置が表示されていないが表示してあるほうが親切なのではないか。また、カーナビに駐車場が表示されればもっとわかりやすいと思うがどうか。
③現在、観光駐車場に観光バスの駐車場があるが目的地まで遠いと思う。難しいこととは思うが、もっと近くに乗用車はもちろん、観光バスが駐車できるまとまった場所を作ってはどうか。
(3)主要施策の概要 第1の柱 安全・安心なまちづくりへの挑戦 その5「大切な命と地域を守る」から
「自転車が安全に道路を利用できるよう自転車ネットワーク計画に基づき、自転車通行空間の整備や交通安全教育を推進します。」とある。
①昨今、本当に自転車が増えてきているように思う。確かに優先的整備エリアで自転車ナビマークを見たが、広い道路はいいが少し狭くなると、警察と協議するとあるがどのようにするのか。
②交通安全教育を小中学校ではしているが高校生、特に一般の通勤、買い物、通院等で利用している人にはどう周知していくのか。
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2 |
代表質問
11番
和田 美奈
(新生クラブ代表)
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1 令和3年度施政方針及び令和3年度当初予算について
(1)新型コロナウイルス感染防止対策について
①高齢者、障害者、子ども達をコロナウイルスから守る対策について
②医療機関、福祉施設への協力要請について
③ワクチン接種について
④各種団体との意見交換について
(2)市民の安全・安心について
①消防団員が活動しやすい環境づくりについて
②消防団車庫の見直しについて
(3)人権推進事業について
①隣保館及び教育集会所を拠点とした人権施策の充実について
(4)福祉施策について
①タクシーの利用助成について
②障害者スポーツについて
③子育て支援について
(5)学校園統廃合によるまちづくりについて
①室津地区児童の御津小学校での学校生活への支援について
②室津地区の空き園舎、空き校舎の再利用について
(6)地場産業及び観光振興について
①地場産業、地域産業への支援について
②農林水産業への支援について
③市内南北の観光ルートの設定による観光人口の増加策について
(7)揖龍南北幹線の開発におけるまちづくりについて
(8)揖保川水系河川の整備について |
3
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代表質問
9番
松本 良三
(創政会代表)
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1 令和3年度施政方針について
(1)市政推進の基本姿勢 いきいきと人が輝くまちづくりから以下を問う。
①「人」を市民と読ませる表現をしたことへの拘りの意図はなにか。
②子ども子育て世代における転入超過(令和元年度)基調も見え始めたとあるが、その根拠は何か。人口統計(推計)の実態では伺うことができないと思われるが何を根拠としているか。
③Iターン、Uターンの促進対策の新たな取組があれば説明願いたい。新型コロナウイルス感染症の影響により、内定取り消し者、離職を余儀なくされた者等に対する就労支援についてはどうしているか。
(2)市政推進の基本姿勢 人が集いにぎわいあふれるまちづくりから以下を問う。
①観光駐車場を整備し利便性を高めるとあるが、公が担うべき道路・景観等、具体的な計画の推進はどうなっているか。
②市民協同による情報発信、AR(拡張実現)技術を活用した体験型観光、イベント等を通して広く魅力を発信するとあるが、具体的には何をどうするのか。
(3)市政推進の基本姿勢 一歩先を見据えた確かな行政運営から以下を問う。
新型コロナウイルス感染症の影響により、これまで以上に厳しい財政状況にあることは理解しているが、国の補助支援に便乗する施策が中心であることは否めない。本当に必要な支援先・市民全体に手厚い補助等による本市独自の政策をすべきと思うがどうか。 |
4 |
代表質問
20番
名村 嘉洋
(公明党代表)
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1 令和3年度施政方針について
(1)主要施策の概要について
➀「第1の柱 安全・安心なまちづくりへの挑戦」その5「大切な命と地域を守る」から、市内では、「児童・生徒など歩行者が、安全に道路を通行できるようグリーンベルトの整備を推進します。」とある。令和3年度計画並びに現在の進捗状況を伺う。
②「第2の柱 やすらぎづくりへの挑戦」その1「安心して子育てができるまちをつくる」から、「子どもの医療費につきまして、現在、中学3年生まで入・通院医療費の自己負担額を所得制限なく全額助成していますが、新たに高校生等へ拡大し、子どもの健康増進と子育て世代の経済的不安の軽減に努めます。」とある。将来、高校生等への入・通院医療費の自己負担額を所得制限なく全額助成する考えはあるのか伺う。
③「第2の柱」その2「高齢者が暮らしやすい環境をつくる」から、「はいかいのおそれのある認知症高齢者等が外出中、偶然の事故等によって、法律上の損害賠償責任を負った場合に備えて、市が個人賠償責任保険等に加入し賠償することで、認知症高齢者やその家族の経済的リスクを軽減し、住み慣れた地域で安心して暮らせるよう支援します。」とある。認知症高齢者の方々の在宅生活環境を少しでも向上させたいという狙いがあると思うが、市の考えを伺う。
④「第3の柱 ひとづくりへの挑戦」その1「豊かな人間性を育み、創造力あふれる子どもを育てる」から、「御津小学校と室津小学校との統合に伴い、室津地区の児童の通学における安全確保と負担軽減のため、通学バス等を導入するとともに、学校跡地の有効利用を検討し、室津地区の活力が維持できるまちづくりに取り組みます。」とあるが、この学校統合における費用対効果を伺う。
⑤「第3の柱」その1の学校施設の整備について
「小宅小学校の校舎増築や老朽化が著しい施設の改修を優先的に取り組み、児童・生徒が安全に快適な学校生活を送ることができる環境を整備します。」とあるが、今後の老朽化が著しい施設の改修計画を伺う。
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5 |
代表質問
4番
宗實 雅典
(清風クラブ代表)
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1 令和3年度施政方針について
(1)市政推進の基本姿勢について
1)人が集いにぎわいあふれるまちづくりに、「山陽自動車道龍野IC周辺エリアにおきまして、新たな商業集積を創出するための基本調査等に着手する。」とあるが、
①用途地域としては近隣商業地域や商業地域を考えているのか。
②建築可能な建物の制限はどう考えているのか。
③PPPやPFIの手法を導入した区画整理をしてはどうか。
2)「歴史的な町並みが残る重要伝統的建造物群保存地区近傍に観光駐車場を整備する。」とあるが、歴史的景観形成地区景観ガイドラインや景観の形成等に関する条例遵守で整備するのかどうか。
3)「播磨科学公園都市圏域定住自立圏におきまして、地域の枠を越えた観光ツアーを実施し、それぞれの観光資源の相乗効果を高める。」とあるが、佐用町の利神城などのように、兵庫県西播磨県民局県民交流室地域づくり課が取り組んでいる「西播磨山城復活プロジェクト」に合わせて、「前期龍野城(鶏籠山山頂の山城)」の整備をしてはどうか。
(2) 主要施策の概要について
1) 第1の柱 安全・安心なまちづくりへの挑戦 その5「大切な命と地域を守る」において、「自然災害に的確に対応するための避難対策について、避難所における感染症拡大防止策の徹底及び感染防止に資する分散避難を啓発する。」とあるが、
➀コロナ禍の状況で避難する際の感染防止具体策をどう考えているか。
②避難所でのプライバシーを確保する意味でも、屋内屋外でも使用できる災害避難時用テントを導入してはどうか。
2)「児童・生徒など歩行者が、安全に道路を通行できるようグリーンベルトの整備を推進する。」とあるが、グリーンベルトは道路の縦断方向のみなので、信号機や横断歩道がない道路を横断する通学路については道路の横断方向にカラー舗装をして危険箇所を周知してはどうか。
3) 第2の柱 やすらぎづくりへの挑戦 その5「生涯を健やかに過ごせる体制を整える」について、「市民が主体的に取り組む健康づくりを目指し、健康ポイント制度を取り入れた保健指導を実施する。」とあるが、
①具体的にはどういった内容か。
②マイナンバーカードと連携し、市内で電子マネーとして使える行政ポイントの中の健康ポイントとして普及させてはどうか。
4) 第3の柱 ひとづくりへの挑戦 その2 「生涯を通して学び、スポーツに親しめるまちをつくる」について、「観光資源を生かしたスポーツツーリズム事業の実施を通して「たつの」を全国に発信します。」とあるが、具体的にはどういった内容か。
5)「森林公園においては 、自然に親しむ森林スポーツの活動拠点として整備する。」とあるが、
➀具体的にはどういった内容か。
②アフターコロナに向けて注目のグランピング施設を菖蒲谷に誘致してはどうか。
6) 第4の柱 にぎわいづくりへの挑戦 その4「にぎわいのある商工業を推進する」について、「市内の未利用となっている工業用地や規制緩和した土地において、多様な企業の立地や設備投資を促進します。」とあるが、
①具体的にどう考えているのか。
②新たな工業団地等の計画は考えているのか。
7) 第5の柱 ふるさとづくりへの挑戦 その3「健全で効率的な自治体運営を推進する」について、「マイナンバーカードによる行政証明書発行などの利便性向上とマイナンバーカード取得を促進します。」とあるが、
①今後の利便性向上を目指す内容はどのようなものを考えているのか。
②現在の普及率と目標との差はどのような状態か。
③今後の目標と普及率アップの方策は具体的にどう進めていくのか。
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6 |
1番
楠 明廣
(会派に属しない議員)
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1 新宮高校の跡地利用による新宮地区の活性化について
新宮地区の活性化については、12月議会において市営住宅をサービス付高齢者住宅と組み合わせ、2万円位の低額な家賃で実施することにより、年金生活者も利用しやすくなると提案し、旧新宮高校跡地の利活用方針の決定と社会基盤整備プログラムへの早期位置づけを、兵庫県知事に要望していくとのことであったが、その後の進捗状況を伺う。
2 山城から伝統的建造物群一帯を取り入れた観光活性化策について
西播磨県民局が山城復活プロジェクトに力を注いでおり、令和2年6月議会で、龍野公園グラウンド前遊歩道から野見宿禰神社、山城までの安全対策について質問をした。龍野地区が重要伝統的建造物群保存地区に選定され観光客も増加しているため、龍野公園から野見宿禰神社、山城から重要伝統的建造物群保存地区一帯を取り入れた観光活性化策を考えてみてはどうか。また、市として山城周辺を整備する計画はあるのか、ないのか伺う。
3 龍野新大橋の渋滞緩和について
市道小宅揖西線の龍野新大橋付近は、慢性的に渋滞が発生している状況である。原因として、新大橋西詰交差点の信号に北向きの右折車があることにより、渋滞が発生しているものと考えられる。龍野新大橋の車道には、北側と南側にそれぞれ路肩が設けられており、また車道南側には柵を設け、歩道を設置しているが、車道部分の路肩の幅を見直すことにより、右折車線が設けられ、渋滞緩和になると思われるがどうか。
4 宮内川の改修工事の進捗状況について
新宮町宮内の鳥居から大鳥の踏切までの間の宮内川については、水路の幅が小さく、大雨のたびに水路が氾濫し、山裾の民家が浸水していた。そのため、宮内川の改修にあたり、山裾の民家については立ち退きをしていただき、山側から水路、道路と整備してはどうか、また道路の下をボックスカルバートにすることにより、道路幅いっぱいの水路にしてはどうかと提案をしてきたが、計画の進捗状況を伺う。
5 新宮町砂子の国道179号の歩道工事について
新宮町砂子の国道179号の横田石材北側歩道については、土地所有者の相続の関係で、合併前から工事が進んでいなかった。このたび、土地所有者との交渉が進んだため、今後工事に着手していくと聞いていたが、すでに工事に着手している。どのような理由で早期に着手できたのか。
6 企業誘致への取り組み状況及び専門部署の設置について
市の発展には、企業誘致は欠かせない。また、全国ネットのチェーン店の出店は、市内に活気をもたらすことになる。市長の施政方針においても積極的に企業誘致に努めるとあるが、企業誘致についての取組について伺う。
①今後、インターネット業界の企業誘致にも積極的に取り組んでいくことが必要と考えるが、現在の企業誘致の状況を伺う。
②対外的にPRするため、企業誘致を専門に取り扱う部署を設けることも必要と考えるがどうか。
7 庁舎駐車場の整備について
市役所庁舎周辺の駐車場について、分庁舎跡地と防災拠点周辺に3から4階建ての立体駐車場を建設し、200台程度の駐車台数が確保できるようにすれば、イベントの際にも有効に活用ができるのではないか。また、民間から借地をして設けている職員駐車場も不要になるのではないか。
8 新型コロナウィルスのワクチン接種について
新型コロナウィルスワクチンの接種については、①医療従事者等、②高齢者、③基礎疾患を有する方や高齢者施設等で従事されている方と国で接種順位が示されており、高齢者への接種順位については、各自治体に詳細が委ねら れていると聞いている。テレビ等の報道だけでは、視聴者である市民に対して正確な情報が伝わっているとは言えず、今の状況では、市民が本当に安心してワクチン接種できるのかというふうに思われる。今後、ワクチン接種が順次開始される見込みであるが、接種できる人数も限られているらしいので、市民に対して事前の説明を十分にし、混乱を招くことにならないようにする必要があると考えるがどうか。
9 たつの消防署光都分署の救急車の更新について
たつの消防署光都分署の救急車は、配備されてから年数が経過し、傷みが激しいように感じられる。光都分署の管轄地域も広範囲になっているが、市民の命を守ることが一番大事なことであるため、市民が安心できる今現在で最先端の装備を備えた救急車にいつ更新されるのか。
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7 |
22番
横田 勉
(清風クラブ)
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1 カキ養殖から排出されるカキ殻の再利用について
全国で第4位を占める兵庫県の中でも年々生産量が増加している御津のカキ養殖は、たつの市民としても大変誇りに思っている。今年のシーズンは、貝毒で少しスタートが遅れたが、2月の末ごろに室津で食したカキは殻からはみ出るぐらいプリプリでとても美味しくいただ いた。その時に、消費されたカキ殻が一体どのように処理をされているか興味を持ったわけである。そこでネットで調べると広島県福山市では、カキ殻を充填したメッシュパイプで組み立てて作った漁礁で、魚の餌場や、棲み場として「豊かな海づくり、海の森づくり」に貢献している企業を知った。また、倉敷市では、カキ殻を加工して稲作や果樹園などに必要な肥料としてJAくみあいを通じて利用されている。その結果、田んぼにおいてはカブトエビやホウネンエビなどの水生生物が多く生息し、豊かな水田に変化しているとのことである。
(1)御津地域におけるカキ殻については、どのように処理されているのか、また、再利用されているのかを伺う。
2 少年消防クラブの取組と機能別消防団について
今年3月11日には、ご承知の通り東日本大震災が発生して10年が経過した。改めまして復興とご冥福をお祈り申し上げます。しかし、あれからも毎年のように災害が発生していることはご承知のことでしょう。調べると大きな地震が4件、風水害が13件、大雪・暴風雪が6件。それぞれが大変な被害を被っている。それも一度ならず覆いかぶさるように重ねて襲ってくる。本当に自然は容赦しない。益々、温暖化が進み、太平洋プレートは歪む。決して絵空事では済まされない状況になってきた。市内の消防団員数においては、条例定数は1,500人で、実員数は1,326人と減少の一途を辿っているようだが、消防庁によると、平成30年度において、少年消防クラブは全国で約4,600のクラブ、約41万人のクラブ員が活動をしていると聞く。少年消防クラブの役割は、大人同様に災害時に救助することはないが、子供ながらの防火・防災の勉強や体験学習を行い、「自分たちのふるさとは自分たちで守る」をモットーに頑張ってもらいたいと思っている。
そして、私たちの願いは、少しでも多くの少年消防クラブ団員が次代の地域防災のリーダーに育ってほしい。そのためにも、地元の消防団員や消防士が率先をした指導に当たっていただくことを切望している 。
(1)現在、西はりま消防組合の消防士が中心とした少年消防クラブが組織されていると聞くが、具体的なクラブ組織と詳細な活動などを伺う。
(2)以前に機能別消防団の設立について質問していたが、現在、どのように進捗しているか、伺う。
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質問日:3月19日(金曜日)
質問順 |
質問者 |
一般質問通告の要旨 |
1 |
6番
木南 裕樹
(創志会)
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1 新型コロナウイルス感染症対策関連事業について
(1)令和2年度の予算額、令和3年度の予算額はそれぞれいくらか。
(2)令和2度の臨時交付金、国・県の補助金、その他の財源、また一般財源はどのくらいの金額か。
(3)本市単独で行った事業数はどのくらいか。
(4)終了している事業、繰越予定の事業、それぞれの決算見込額とそのうち一般財源はどのくらいの金額か。
2 公園について
(1)複合遊具(大型遊具)を楽しめる公園の建設は考えられないのか。
(2)ミストや噴水を備えた公園など特色ある公園の建設は考えられないのか。
(3)インクルーシブ公園の導入についてどのように考えているのか。
3 連携・協働による「まちづくり」について
施政方針の中で「まちづくり」について、「市民、民間企業、地域組織、NPOなど、多様な主体を巻き込んだ連携・協働によるまちづくりが一層重要になってくると考えています。」とあるが、本市の今後の「まちづくり」の取組について伺う。
(1)これまでの取組と成果、現状の課題、今後の取組についてどのような認識か。
(2)本市の「自立のまちづくり事業」は、市民が主体となって地域課題の解決や、地域の活性化を図る活動とし て他自治体から視察が来るほど、特徴的であるが、その項目の中で「地域のまちづくり振興活動」について、補助金が30万円年支援率2/3であるが、他の活動のように10/10の支給は考えられないのか。
(3)プレゼンテーションを行ってもらう機会を作り、審査により「地域のまちづくり」に繋がる事業を計画された団体に新たに補助を出すことは考えられないのか。
(4)民間企業と行政が連携・協働し、一緒に「まちづくり」等を行っていくことに具体的な事業案はあるのか。
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2 |
10番
赤木 和雄
(創政会)
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1 学校(公共建築物)の統合について
(1)御津・室津小学校統合について
2月9日(火曜日)御津・室津小学校、2校の統合について発表があった。学校関係者(PTA)には、前日の2月8日(月曜日)に説明があったものと聞く。数年前から協議が重ねられてきた事は聞いているが、令和4年4月の統合で進められてきた計画が、残りわずか2か月を切ったこの時期に、電撃統合に舵を切った理由について以下を問う。
①統合の計画では令和4年4月の予定であったが、1年繰り上げ残り2か月を切ったこの時期に強行ともいえる実施に至った理由は何か。
②学校関係者、保護者(PTA)、また、準備委員会等への周知、理解は、十分に得られたと考えているか。
③統合に向けた準備段階として、両校の児童生徒が、交流授業とか運動会、音楽会、文化祭等の事業を通して交わり、親交を深めるための計画を1年かけて行うと考えるが、そういった交流は十分図られているか。
④一般的に、地域の方々、卒業生の方々等に関するお別れのイベントなど、1年かけて丁寧に行われる行事が必要な行為であると考えるが、そういった計画についてはどう考えているか。
⑤先生の配置について、クラス担任等の関係の深い先生の配属先として、統合先の学校にてこれまでと変わらない環境を維持できるような配慮は図られているか。 |
3 |
21番
畑山 剛一
(公明党)
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1 フレイル予防で健康寿命の延伸を
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、外出自粛の要請で、家に閉じこもる日々が続いているが、特に心配なのは外出不足になりがちな高齢者の、心身の活力が衰えるフレイル(虚弱)状態を防ぐ取組である。運動不足や加齢によって筋肉が減少し体力が弱り、それが一層運動量の低下を招く。また、体を動かさないと空腹になりにくいので、食事の量が減り低栄養状態となり、筋肉量が減るフレイルサイクルという悪循環に陥る。体力や免疫力の衰えは、新型コロナによる感染症の重症化にもつながると言われている。高齢者は、健康の維持に特段の注意が必要で、「運動」「栄養」「社会参加」がフレイル予防の三つの柱であり、コロナ禍で外出自粛も長期化しているだけに、平常時以上のフレイル予防で要介護状態になるのを防ぎ、健康寿命の延伸に取り組むことが必要ではないかと思い、いくつか提案させて頂く。
(1)公益社団法人「日本グラウンドゴルフ協会」が行った健康調査では、グラウンドゴルフを楽しむことでロコモティブシンドローム(運動器症候群)の予防や健康寿命の延伸につながるといった効果が既に報告されている。本市でも、グラウンドゴルフ場の整備を行い、認知症予防やロコモの予防で健康寿命の延伸に取り組んではいかがか。
(2)介護状態の一歩手前の状態、フレイルの早期発見、予防のために、厚生労働省などが作成しているチェックシートを活用してのフレイル予防、また、食事のとり方や歯などの口腔ケアの個別指導を推進してはどうか。
(3)以前も質問したが、高齢者もよく利用する体育施設のトレーニング機材が古くてよく傷んでいる。また、部屋が狭くて少人数しか利用できないところもあるようで、健康寿命の延伸のためにも、設備や場所を充実させるべきではないか。
2 「がん教育」とアピアランス支援
平成30年3月に国のがん対策基本計画(第三期)が発表されている。がん患者を含めた国民が、避けられるがんを防ぎ、いつでもどこでも、がん医療や支援を受け、安心して暮らしていけるよう「がんの予防」「がん医療の充実」「がんとの共生」の三つの目標を示している。今回の計画にはがんサバイバーシップ支援が盛り込まれ、就労支援のみならず、がんになったその後がんと共に生きていく上で直面する課題を乗り越えていくサポートが必要になる。
(1)がん治療による外見(アピアランス)の変化、頭髪、まつげ、眉毛の脱毛、爪、皮膚の変色、手術後の傷などにより、社会とのつながりや人間関係を避けるようになってしまう人も少なくないそうである。本市において乳がん患者の補正具や医療用ウィッグ等のアピアランスケアの助成事業が必要ではないか。
(2)平成26年12月に、がんを正しく理解することで、大人に成長してからの検診の受診率アップにつながると思い「がん教育」について質問した。この度のがん対策基本計画にも、健康については子どもの頃から教育を受けることが重要であり、命の大切さを学び、がんの正しい知識やがん患者・経験者の声を伝えることが重要であると明記されている。本市でも「GIGAスクール構想」が進む中、オンライン授業などを活用し充実した「がん教育」を考えるべきではないか。
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4 |
3番
堀 讓
(会派に属しない議員)
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1 コロナ禍での「令和3年度の予算編成」について
(1)コロナ感染対策の基本は検査である。高齢者施設等での「社会的検査」が、自治体でひろがってきているが、市内の施設等の検査状況を把握しているのか。また、検査機関への支援はどうなっているのか。
(2)新型コロナウイルスのワクチン接種が予算化されたが、何時ごろ、どこで、どういう人たちから開始するのか。
(3) 外出自粛が呼びかけられているが、心身の健康上、外出も必要である。高齢者等の外出支援対策として、何点か事業展開しているが、更なる拡充が求められるが、今後の対応をどう考えるか。
2 生活保護事業について
(1)コロナ禍で生活困窮者が増加している。「生活困窮者自立支援事業」とはどのようなものか。
(2)この時期における、生活相談、福祉相談の件数の増減傾向はどうか。
(3)生活保護申請時の「扶養照会」が、今、話題となっているが、市はどう考えるか。
(4)「扶養照会」は法律事項ではなく、「義務ではない」との厚労大臣の答弁があり、弾力的運用の検討がされている。廃止、縮小する考えはないか。
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