たつの市の種類ごとのごみの量

私たちは、便利で豊かな暮らしをする一方でごみを出し続けています。
ごみを処理する過程では、電気や化石燃料などのエネルギーを必要とし、大量の二酸化炭素が発生します。私たちの消費生活から発生する二酸化炭素が地球温暖化の一因と考えられ、気温・水温の上昇、海水面の上昇、異常気象など地球規模の影響を引き起こしています。
日常生活におけるごみを減らす取り組みは、二酸化炭素の排出量を減らしていくためにも大切なことです。一人ひとりの小さな心がけが地球温暖化防止の大きな力となります。

（資料：環境課「揖龍クリーンセンター搬入実績一覧」及び「にしはりまクリーンセンター搬入実績一覧」）

収集されたごみは、すべてエコロに運ばれます。

普通ごみは、エコロ内のごみピットにためられます。そこから、ごみクレーンで溶融炉に運ばれ、炉の中で溶融されます。
ごみを溶融することにより、「スラグ・メタル」が発生し、これらは資源として再利用されます。

大型ごみは、再利用可能なものを取り除いた後、破砕され、炉の中で溶融されます。

異物を取り除き圧縮梱包し、再生事業者へ引き渡します。繊維製品などに生まれ変わります。

色により3種類に手作業で選別し、再生事業者に引き渡します。破砕、洗浄などの工程を経て、ビン・断熱材・道路舗装材などに生まれ変わります。

異物を取り除き大型コンテナに入れ再生事業者に引き渡します。再び紙に生まれ変わります。

大型コンテナに入れ再生事業者に引き渡します。溶解しトイレットペーパーなどの紙製品に生まれ変わります。

磁力選別機でアルミ缶とスチール缶に選別後、機械で圧縮し、再生事業者に引き渡します。アルミ缶はアルミ鋳物製品などに、スチール缶はスチール缶や鋼材に再利用されます。

異物を取り除き圧縮梱包し、再生事業者へ引き渡します。プラスチック製品や発熱燃料などに再利用されます。

令和6年度、市の予算665億5685万円、6.3％、（24億2,802万円）がごみ処理・保健衛生・し尿処理などに使われています。1年間に使われるお金を1人当たりにすると、529,988円で、そのうち、ごみ処理に使われるお金は、33,208円です。

たつの市では、ごみの減量化のために、下記の事業に取り組んでいます。

令和3年2月8日（月曜日）から10日（水曜日）までの期間で、食品ロスの削減を図るために市役所でフードドライブを実施しました。回収した食品はフードバンクたつの(特定非営利活動法人いねいぶる)を通じて、兵庫県立大学(理学部キャンパス)やこども食堂等で活用されました。
食品回収量 261.78キロ

使用済小型家電から取り出した貴重な金属(レアメタル)の再資源化促進のため、たつの市では、平成30年より使用済小型家電の回収ボックスを設置し、回収を実施しています。