ごみのゆくえ(にしはりまクリーンセンター見学)

更新日:2025年03月31日

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にしはりまクリーンセンターは、姫路市(ひめじし)(安富町(やすとみちょう))、たつの市(し)(新宮町(しんぐうちょう))、宍粟市(しそうし)、上郡町(かみごおりちょう)及(およ)び佐用町(さようちょう)からごみが集(あつ)まってきます。

にしはりまクリーンセンター 全体図(ぜんたいず)

にしはりまクリーンセンターの入口入って右手にリサイクル施設の建物があり、その奥に熱回収施設があるゼンター全体の写真

熱回収施設

熱回収施設図

1.計量機(けいりょうき)で重(おも)さを量(はか)ります

(出(で)る時(とき)にもう一度(いちど)量(はか)ることで、ごみの重(おも)さが分(わ)かります。)

荷台の部分にたくさんの荷物が積まれている黄色いトラックが停車し計量している写真

2.プラットホームからごみピットへ投入(とうにゅう)します。

集めてきたゴミを収集車の後ろからピット内に降ろしている写真
プラットホーム 熱回収施設のプラットホームです。ごみ収集車がみなさんのまちから収集したごみをごみピットに降ろすところです。ごみ収集車は計量機でごみの重さをはかり、そのあとプラットホームのごみ投入扉からごみを降ろします。

3.ごみクレーンで撹拌(かくはん)し、ごみホッパに投入(とうにゅう)し、焼却炉(しょうきゃくろ)へ移動(いどう)します。

ごみピット ごみピットは運ばれたごみをためておくところです。ごみピットの深さは約14メートル、約600トンのごみをためておくことができます。
たくさんのごみがごみピット内にありクレーンでごみを持ち上げようとしている写真

4.850℃以上(いじょう)の高温(こうおん)で焼却(しょうきゃく)します。

(空気を利用(りよう)して焼却(しょうきゃく)します)

焼却炉・ボイラ ごみを燃やすための焼却炉やボイラがあるところです。焼却炉の内部には、階段状の火格子と呼ばれる装置があり、ごみがよく燃えるように工夫されています。また、焼却炉の上には、ボイラという装置があり、焼却炉の熱で水を蒸気に変えています。

5.焼却(しょうきゃく)時(じ)に出(で)た灰(はい)は、コンクリートとして再利用(さいりよう)されます。

にしはりまのごみ焼却灰がセメントに生まれかわりますのポスター
中央制御室(ちゅうおうせいぎょしつ)で監視(かんし)しています。
中央制御室 中央制御室では、施設内の機械設備に異常がないか、処理が正常に行われているかなどを運転員が24時間体制で見守っています。また、ごみクレーン操作室もあり、ごみクレーンの手動運転を行うことができます。
焼却(しょうきゃく)する時(とき)の熱(ねつ)で、蒸気(じょうき)を利用(りよう)した発電(はつでん)を行(おこな)います。
蒸気タービン発電機室 蒸気タービン発電機はごみを燃やしたときに出る熱で蒸気を作り、蒸気でタービンの羽根を回転させることで電気を作っています。この電機は、施設内の装置を動かす電力として、さまざまなところで利用されています。
排気(はいき)ガスは、きれいにしてから外(そと)へ出(だ)しています。

煙突(えんとつ)から外(そと)に出(で)ているものは、水蒸気(すいじょうき)と窒素(ちっそ)です。

排ガス処理設備 ごみを燃やしたときに発生する排ガスは、減温塔・集じん装置・脱硝反応塔などの排ガス処理設備を通り、きれいに処理されたあと高さ59メートルの煙突から外へ出されています。
使(つか)った水(みず)は、流(なが)すことなく繰(く)り返(かえ)し使(つか)います。

(ビオトープにも利用(りよう)できるきれいな水(みず)です。)

広い敷地の中の中央にため池のような使った水をためている場所が設置されている写真

リサイクル施設

まず、ここに不燃(ふねん)ごみ、粗大(そだい)ごみ、ガラスびん、缶(かん)、ペットボトル、プラスチック製容器包装(せいようきほうそう)を種類(しゅるい)ごとに集(あつ)めます。

プラットホーム リサイクル施設のプラットホームです。ごみ収集車がみなさんのまちからごみを収集し、ごみを降ろすところです。分別されたごみは、各受入ヤードに荷降しします。また、大きな可能性の粗大ごみは切断機で小さくし、となりの熱回収施設で処理されます。
受入ヤード 不燃ごみ、粗大ごみ、缶、ガラスびん、ペットボトル、プラスチック製容器包装など、さまざまなごみを一時的にためています。
項目ごとに間仕切りされた受入ヤードの写真

それぞれの種類(しゅるい)ごとにリサイクルできるようにして、再生工場(さいせいこうじょう)へ運(はこ)ばれます。

リサイクル施設 ごみの中から再生可能な資源を選別しますのポスター
手選別室(1) 缶、ペットボトル、プラスチック製容器包装の手選別室です。たくさんの人の手で、それぞれのごみに混ざっているリサイクルできないものを選別しています。この作業をすることで、資源として効率よくリサイクルすることができます。
手選別室(2) ガラスびんの手選別室です。再利用可能なガラスびんを透明、茶色、その他の色に選別しています。選別され、細かくなったガラスびんはカレットと呼ばれ、リサイクルするために再生工場に運び出されます。

 ひとまとめにして、リサイクル業者(ぎょうしゃ)へ渡(わた)します。

つぶしたペットボトルや缶が一つにまとめ梱包されている写真
中央監視室 中央監視室では、リサイクル施設の機械や装置の監視・操作を行っています。たくさんあるモニタには、施設内の機械や装置の様子が映し出され、コンピュータシステムで、安全に効率よく、処理が行われているかチェックしています。

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