会社のごみはどうするの
会社(かいしゃ)や工場(こうじょう)から出されるごみ
会社 (かいしゃ)や工場(こうじょう)からの出るごみの中には分別(ぶんべつ)すると、まだまだ使えそうなとてもたくさんの紙がでてきます。その紙たちはどうなってしまうのでしょうか?
すてられる紙の行方…集める、集まる

- スーパーなどの牛乳パック
- 会社からの紙たち(ナイロンがついたものやごみ箱にすててしまいそうな紙)
- 産業古紙(さんぎょうこし)
生まれ変わる紙…古紙から誕生する紙



原料(げんりょう)を、水でドロドロにとかしている「パルパー」という機械(きかい)です。
大きなジューサーミキサーのようなものでどんな紙も飲みこんでしまいます。


溶かした紙を2日間かけて 不純物(ふじゅんぶつ)を取りやすい状態(じょうたい)にします。


金属類(きんぞくるい)の取りのぞきがわかる


ラスチック類の取りのぞき

原料に牛乳パックのような、ビニールがコーティングされたものがありますが、このように、ビニールだけきれいに、はがして、質(しつ)のいい紙を使っております。


洗浄(せんじょう)された 再生(さいせい)パルプを紙にしている機械(きかい)です。
幅(はば)が2200ミリメートル直径(ちょっけい)1800ミリメートルのジャンボサイズのトイレットーパーの原紙(げんし)ができあがりです。


規定(きてい)の長さに巻(ま)きかえます。 板(いた)の上を、細長(ほそ)いトイレットペーパーがころがります。巻いた細長いトイレットペーパーを、規定の長さに切ります。この長さはJIS規格(きかく)があり、114ミリメートルです。


規定の長さにカットされたロールが、どんどん袋(ふくろ)に包装(ほうそう)されていきます。


そして、みんなのところへ 出発(しゅっぱつ)です。
更新日:2025年03月31日