会社のごみはどうするの

更新日:2025年03月31日

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会社(かいしゃ)や工場(こうじょう)から出されるごみ

会社 (かいしゃ)や工場(こうじょう)からの出るごみの中には分別(ぶんべつ)すると、まだまだ使えそうなとてもたくさんの紙がでてきます。その紙たちはどうなってしまうのでしょうか?

すてられる紙の行方…集める、集まる

左上:飲み終えた牛乳パック、右上:産業古紙、下:ナイロンがついた封筒などの紙類の写真
  • スーパーなどの牛乳パック
  • 会社からの紙たち(ナイロンがついたものやごみ箱にすててしまいそうな紙)
  • 産業古紙(さんぎょうこし)

生まれ変わる紙…古紙から誕生する紙

トイレットペーパーになるまで
1 パルパー
2つの口から出てきた水で原料をドロドロに溶かしているパルパーの機械の中の写真

原料(げんりょう)を、水でドロドロにとかしている「パルパー」という機械(きかい)です。
大きなジューサーミキサーのようなものでどんな紙も飲みこんでしまいます。

2 成熟タワー
円柱型のコンクリート造りの成熟タワーを下から撮影した写真

溶かした紙を2日間かけて 不純物(ふじゅんぶつ)を取りやすい状態(じょうたい)にします。

3 高濃度クリーナー
高濃度クリーナーで取り除いた金属類を手の上にのせている写真

金属類(きんぞくるい)の取りのぞきがわかる

4 SSセパレーター
取り除かれたプラスチック類を両手で持っている様子をアップで撮影した写真

ラスチック類の取りのぞき

5 凝集沈殿槽
凝集沈殿槽の工程でできた乾いた土の様なものを、手のひらの上にのせている様子をアップで撮影した写真

原料に牛乳パックのような、ビニールがコーティングされたものがありますが、このように、ビニールだけきれいに、はがして、質(しつ)のいい紙を使っております。

6 抄紙機
5号機と書かれた大きな機械の手前にロール状の原紙がセットされている抄紙機の写真

洗浄(せんじょう)された 再生(さいせい)パルプを紙にしている機械(きかい)です。
幅(はば)が2200ミリメートル直径(ちょっけい)1800ミリメートルのジャンボサイズのトイレットーパーの原紙(げんし)ができあがりです。

7 リワインダー・ログカッター
上から流れてきた筒状に巻かれたトイレットペーパーが、規定の長さにカットされているリワインダー・ログカッターの機械の写真

規定(きてい)の長さに巻(ま)きかえます。 板(いた)の上を、細長(ほそ)いトイレットペーパーがころがります。巻いた細長いトイレットペーパーを、規定の長さに切ります。この長さはJIS規格(きかく)があり、114ミリメートルです。

8 包装機
規定の長さにカットされたロール状の紙が、作業者の手によって袋に包装されている包装機の工程の写真

規定の長さにカットされたロールが、どんどん袋(ふくろ)に包装(ほうそう)されていきます。

9 製品
袋に包装されたトイレットペーパーが箱詰めされ、コンベアにのったダンボールが流れている写真

そして、みんなのところへ 出発(しゅっぱつ)です。

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