たつの市の産業

更新日:2025年03月31日

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たつの市(し)の農業(のうぎょう)

たつの市(し)は揖保川(いぼがわ)の下流域(かりゅういき)にあり、水田(すいでん)を中心(ちゅうしん)に稲作(いなさく)・麦(むぎ)・大豆等(だいずなど)の農業(のうぎょう)が盛(さか)んに行(おこな)われています。また、揖保川地域(いぼがわちいき)のブランド化(か)されたトマト、御津地域(みつちいき)の成山新田(なりやましんでん)で生産(せいさん)されただいこん・にんじん、綾部山梅林(あやべやまばいりん)などの梅(うめ)がよく知(し)られています。
最近(さいきん)では、栄養価(えいようか)の高(たか)い小麦(こむぎ)や、紫黒米(しこくまい)などの地域(ちいき)の特産物(とくさんぶつ)や、瀬戸内(せとうち)の温暖(おんだん)な気候(きこう)を利用(りよう)した花(はな)の苗(なえ)の生産(せいさん)、コスモス、紅花(べにばな)や菜(な)の花(はな)なども栽培(さいばい)されています。また、農薬(のうやく)や化学肥料(かがくひりょう)の使用量(しょうりょう)を減(へ)らした安全(あんぜん)・安心(あんしん)な農産物(のうさんぶつ)の生産(せいさん)を目指(めざ)しています。
兵庫県(ひょうごけん)で初(はじ)めて株式会社(かぶしきがいしゃ)となった「ささ営農(えいのう)」に代表(だいひょう)されるように、地域(ちいき)で協力(きょうりょく)する集落営農組合(しゅうらくえいのうくみあい)をつくり、地域(ちいき)の農地(のうち)を守(まも)るさまざまな工夫(くふう)を重(かさ)ね、安全(あんぜん)・安心(あんしん)な農産物(のうさんぶつ)を消費者(しょうひしゃ)の方(かた)に提供(ていきょう)しています。

かごに入ったトマトの写真
段ボールの箱に箱詰めされた大根の写真

たつの市(し)の漁業(ぎょぎょう)

たつの市(し)の水産業(すいさんぎょう)は、播磨灘(はりまなだ)の豊(ゆた)かな海(うみ)に恵(めぐ)まれ、魚(さかな)の種類(しゅるい)も多(おお)く、漁船(ぎょせん)や沖(おき)に固定(こてい)した網(あみ)による漁業(ぎょぎょう)が行(おこな)われています。
最近(さいきん)では、のり・あさり・かきの養殖(ようしょく)も盛(さか)んになってきています。
たつの市(し)には、室津漁港(むろつぎょこう)と岩見漁港(いわみぎょこう)の2つの漁港(ぎょこう)があり、主(おも)にカレイ類(るい)、イカナゴ、エビ類(るい)、タコ類等(るいなど)の魚(さかな)が水揚(みずあ)げされています。
海(うみ)に関(かん)する様々(さまざま)なイベント、室乃津祭(むろのつまつり)や室津(むろつ)かきまつりなどを開催(かいさい)し、水産業(すいさんぎょう)の振興(しんこう)を図(はか)っています。

青いつなぎを着た漁業関係者達が海からあがったいかなごの網をコンテナのような箱に入れようとしている写真

いかなご漁(りょう)

沢山の船が停泊している室津港の写真

室津港(むろつこう)

たつの市(し)の地場産業(じばさんぎょう)

しょうゆ

しょうゆづくりのはじまりは、安土桃山時代(あづちももやまじだい)と伝(つた)えられています。
揖保川(いぼがわ)の水質(すいしつ)がしょうゆづくりに適(てき)し、良質(りょうしつ)の大豆(だいず)、小麦(こむぎ)、米(こめ)、そして赤穂(あこう)の塩(しお)などの原料(げんりょう)を簡単(かんたん)に手(て)に入(い)れることができたため、しょうゆ生産(せいさん)が盛(さか)んになりました。
また、江戸時代(えどじだい)(1670年頃(ねんごろ))にしょうゆのもろみに甘酒(あまざけ)を混(ま)ぜて絞(しぼ)ったところ、こくと香(かお)りのよい「うすくちしょうゆ」が誕生(たんじょう)しました。

箱入りの製品、小さい瓶に入った製品、一升瓶に入った醤油などが並べて置かれている写真

そうめん

手延(ての)べそうめんは、揖保川(いぼがわ)の水(みず)、良質(りょうしつ)な小麦(こむぎ)、赤穂(あこう)の塩(しお)などの恵(めぐ)まれた原料(げんりょう)を元(もと)に発展(はってん)してきました。
たつの市(し)の地場産品(じばさんぴん)になったのは、江戸時代(えどじだい)(17世紀(せいき)始(はじ)め)に揖保郡神岡村(いぼぐんかみおかむら)の森崎忠右衛門(もりさきちゅうえもん)が阪神地域(はんしんちいき)からそうめん製造(せいぞう)の新(あたら)しい技術(ぎじゅつ)を持(も)ち帰(かえ)ってからといわれています。

男性が棒のような物を使い天日干しされているそうめんを確認している様子の写真
パッケージに入った4種類のそうめんの写真

皮革(ひかく)

たつの市(し)の皮革産業(ひかくさんぎょう)は、林田川(はやしだがわ)の豊(ゆた)かな水源(すいげん)を利用(りよう)し、伝統(でんとう)ある良質(りょうしつ)の革(かわ)を生産(せいさん)しています。かばん、衣料(いりょう)、くつ、手(て)ぶくろ、運動用品(うんどうようひん)、ファッション用品(ようひん)など幅広(はばひろ)く利用(りよう)され、全国生産高(ぜんこくせいさんだか)の約(やく)3割(わり)を占(し)めています。

手袋やバッグなどの革製品が並べて置かれている写真

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