「地域共生社会」推進
この事業は、市民のみなさんが、様々な生活課題を抱えながらも住み慣れた地域で自分らしく暮らしていけるよう、地域住民などが支え合い一人一人の暮らしと生きがい、地域を共に創っていくことのできる「地域共生社会」の実現を目指し、2018年~2020年に実施しました。この「地域共生社会」実現への取り組みは事業としては終了しましたが、現在も続いており、ここにその記録を残します。
おもんぱかる実行委員会
市民と行政が連携し、実行委員会形式で活動しています。市民のみなさんが、地域共生社会の在り方を楽しみながら学べるイベントを企画し開催しています。
おもんぱかるとは、「相手のことを想いめぐらす」ことをいいます。
活動記録
イベント
「おもんぱかるフェス しる▶わかる▶ぱかる」(2018)
ブラインドサッカーや手話クイズなどおなじみの福祉体験にちょっと遊びを加えた体験プログラムと、視覚障がいのある方たちと一緒にたつののまちを歩きランチを楽しむ体験プログラムからなるイベントを実施しました。
ちょっと相手の立場になって体験することで「おもんぱかる」ことの大切さがわかりました。
「イザ!カエルキャラバン!inたつの」(2019)
視覚障がいのある方から「災害時の不安」について声があり企画したイベントでした。防災弱者となりやすい子どもや障がいのある方等も一緒に防災プログラムを体験しました。体験するとポイントがもらえ、たくさんの子どもたちが参加し、おもちゃと交換しました(かえっこバザール)。
「誰も取り残さないためにできること」を考えるイベントになりました。
「いろんなワハハがちょうどいい」(2020)
地域の多様な主体が世代や分野を超えて地域をともに創っていく、これをたっちゃん体操(たつの市歌健康体操)で実現すべくチャレンジしたイベントでした。
たつの市各地でロケを行い、地域の方に協力を得て動画を作成しました。参加者の個性がひかりつつ、「なんやしらん一体感」も生まれ、沢山の笑顔あふれる動画となりました。
「対話の糸」(2020)
ふれあい下沖(小地域福祉活動)や社会福祉協議会の皆さんに協力をしていただき、コロナ禍でも集えるよう「新しい生活様式」を参考にした集いの場を開催しました。
オンラインの要素を加え、多世代で「老い」をテーマに対話をしました。
いろんな意見が活発に出て、新鮮で刺激のある楽しい場づくりとなりました。

「いろんなワハハがちょうどいい」と「対話の糸」の活動をもとに、
「ともに生きる社会づくりに役立つ あらたなつどいの場づくり」の冊子を作成しました。
これからのつどい方のヒントになればと思います。
必要な方は、下記のお問い合わせ先までお願いします。

参加プロジェクト
T-SIP(Tatsuno social inclusion project:たつの市が誰もが誰かを包み込む社会になるプロジェクト)が、たつの市新舞子を拠点に活動している「障がいがあるから楽しみたいユニバーサルSUPプロジェクト」に当実行委員会もメンバーとして参加しました。
「ひょうごユニバーサル社会づくり動画コンテスト」の最優秀賞を受賞し、県知事から表彰されました。
更新日:2025年03月31日