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最終更新日:2024年9月4日
(HPVワクチン予防接種は厚生労働省の通知により、平成25年6月14日以降、積極的勧奨を見合わせていましたが、国の審議会において、HPVワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められたため、令和3年11月26日付の厚生労働省通知により、積極的接種勧奨が再開となりました。)
詳しくは厚生労働省ホームページでの「ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がんとHPVワクチン~(外部サイトへリンク)」をご参照ください。
〇定期接種対象者
接種日現在たつの市に住民登録がある小学校6年生(12歳となる日に属する年度の初日)から高校1年生相当(16歳となる日の属する年度の末日)までの女子
(標準的な接種年齢の中学校1年生(13歳となる日の属する年度の初日から当該年度の末日までの間)に予診票を年度当初に送付します。)
平成9年4月2日から平成20年4月1日生まれの方は、令和7年3月31日までが公費(無料)負担の接種期限です。令和7年3月31日を過ぎると全額自己負担となります。(約9万円前後)
〇キャッチアップ接種対象者:積極的勧奨の差し控えにより、接種を逃した方
〇転入された場合は、以前の住所地で発行された予診票は使用できません。たつの市健康課までご連絡ください。
ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの接種を逃した方へ~キャッチアップ接種のご案内~(外部サイトへリンク)
公費負担(無料)
定期接種及びキャッチアップ接種では、これまで2価ワクチン(サーバリックス)と4価ワクチン(ガーダシル)の2種類のワクチンが対象でしたが、令和5年4月1日から9価ワクチン(シルガード9)が追加されました。
HPVにはいくつかの種類(型)があり、9価ワクチンは、このうち9種類のHPVの感染を防ぐワクチンです。その中でも、子宮頸がんの原因の80%から90%を占める7種類のHPV(16型、18型、31型、33型、45型、52型、58型)の感染を予防することができます。
どのワクチンを接種するかは医師にご相談され、予防接種を受ける際には下記リーフレットを参考に予防接種の効果とリスクを理解した上で接種してください。
HPVワクチンに関する情報提供資材(厚生労働省)(外部サイトへリンク)
決められた間隔をあけて、同じワクチンを合計3回接種します。
【標準的な接種方法と接種例(画像クリックで拡大します)】
9価ワクチン(シルガード9)は1回目を接種した年齢で接種回数が変わります。
すでに9価ワクチン(シルガード9)以外のワクチンを接種している場合
原則として3回とも同じ種類のワクチンを接種することをおすすめしますが、2価ワクチン(サーバリックス)または4価ワクチン(ガーダシル)を1回または2回接種した方が、医師と相談の上、途中から9価ワクチン(シルガード9)に変更し、残りの接種を完了することも可能です。この場合にも公費で接種することができます。
2価ワクチン(サーバリックス)または4価ワクチン(ガーダシル)を接種した後に9価ワクチン(シルガード9)を接種することに対する効果やリスクについて科学的な知見は限定されています。
たつの市・太子町HPVワクチン実施医療機関(令和6年度HPV実施医療機関(PDF:76KB))へ予約してください。
持参物:母子健康手帳・予診票・本人確認ができるもの(健康保険証等)
予診票がない方は、健康課(はつらつセンター内)または各総合支所(地域振興課)で交付します。母子手帳持参でお越しください。(各総合支所は要予約)
16歳未満の方の接種には、原則、保護者が同伴してください。ただし、接種を受ける方が13歳以上16歳未満の場合で、あらかじめ、接種することについての保護者の同意が予診票の表面と裏面の保護者自署欄にて確認できた方については、保護者の同伴なしに接種を受けることができます。
接種後に体調の変化や気になる症状が現れたら、まずは接種を行った医療機関などの医師にご相談ください。また、HPVワクチン接種後に生じた症状の診療を行う協力医療機関が都道府県ごとに設置されています。協力医療機関の受診は、接種を行った医師又はかかりつけの医師にご相談ください。
HPVワクチンの接種を受けた後に痛みやしびれ等の症状が持続する方を対象とした相談窓口や、協力医療機関についての詳細は、下記の厚生労働省ホームページをご参照ください。
(参考)厚生労働省ホームページ
予防接種による健康被害救済に関する相談:たつの市母子健康支援センター「はつらつ」(健康課)
平成9年4月2日から平成17年4月1日生まれの方で、令和4年3月31日までの間に、定期接種の対象年齢を過ぎて(高校2年生相当以降に)、HPVワクチンを国内において自費で接種された方には、必要な手続きを行うことで償還払いを行います。市が設定する上限額の範囲内で、使用したワクチンはサーバリックスとガーダシルのみが対象となり、9価ワクチン(シルガード9)は対象外です。
償還払いについては、下記のページをご覧ください。領収書、接種記録(母子健康手帳等)は大切に保管してください。
市外で受ける場合は、接種前に申請手続きが必要です。
接種する医療機関に提出する接種依頼書が必要となります。
《費用》
「兵庫県内の広域的予防接種登録医療機関」で接種希望の場合
公費負担
「兵庫県外または県内の広域的予防接種未登録の医療機関」で接種希望の場合
実費負担(後日償還払い。金額については市が設定する上限額を超えない範囲)
子宮頸がんに対してできることは、HPVワクチンの接種と子宮頸がん検診の2つです。
20歳になったら、子宮頸がんを早期発見するために、子宮頸がん検診を2年に1回定期的に受けることが重要です。
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