流産・死産等を経験された方へ

更新日:2025年06月16日

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流産や死産などで大切なお子様をなくされ、深い悲しみの中におられることとお察しします。

大切な人を亡くしたことによって起こる様々な身体的・心理的・社会的な反応のことを「グリーフ(悲嘆)」といいます。

グリーフは誰にでも起こる自然な反応です。

【心】

さみしい 悲しい 罪悪感 不安 何も感じない

【生活】

ぼんやりする 涙があふれてくる 落ち着かない 集中できない 誰にも会いたくない

【身体】

眠れない 食欲がない 頭痛 疲れやすい

 

感じ方や心の痛みが和むまでの期間は人それぞれです。

ご自身のお気持ちに耳を傾け、どのような感じ方であっても自分の感じた気持ちを認めてあげてください。

「不安がある」「知りたいな」「話をきいてほしい」等と思うことがあればご自身のタイミングでいつでもご相談ください。

流産・死産等で赤ちゃんを亡くされた方へ(PDFファイル:4.2MB)

 

 

 

相談窓口

たつの市こども家庭センターはつらつ

保健師・助産師が対応させていただきます。

(お問い合わせの際には「グリーフケアのことで」と伝えていただけるとスムーズに担当者におつなぎできます。)

電話:0791-63-5121

兵庫県相談窓口(不妊・不育専門相談)

専門知識をもつ医師・助産師が相談に応じています。相談無料、秘密は厳守されます。

対応時間など詳しくは兵庫県のホームページをご確認ください。

ご利用いただける制度

出産一時金

妊娠12週(85日)以降の方は支給の対象となります。加入されている健康保険組合へご確認ください。

妊婦のための支援給付

妊娠届を提出後に流産または死産された場合も、妊婦のための給付金の対象となります。

詳細はこちらをご覧ください。

産後ケア事業

助産師による産後の心身のケア・産後の生活のアドバイスなどを受けることができます。産後ケア事業のご利用には申請が必要となりますので、詳細はこちらをご覧ください。

産後休暇・母性健康管理措置

働く女性が流産死産した場合、産後休暇・母性健康管理措置の対象となる場合があります。心身の回復のためにも適切に制度を利用しましょう。

自助グループ・サポートグループ

自助グループとは、同じ問題を抱える人やその家族らが集い、気持ちを分かち合い、情報交換する場所です。

地域には様々な支援団体があり、活動内容・状況も異なりますので詳細は各団体のホームページをご確認ください。

グリーフケアサロン ピッコラファミリア

(関西天使ママサロン/ポコズママの会関西)

流産・死産(人工死産)・子宮外妊娠・胞状奇胎・新生児死などの理由で小さな赤ちゃんを亡くされたご家族のためのお話会『ポコズカフェ』などを行っています。

周産期グリーフケアはちどりプロジェクト

ペリネイタル・ロス(流産・死産、新生児死、人工死産などお産を取りまく赤ちゃんの喪失)後の深い悲しみの現実を一人でも多くの人に知ってもらえるよう活動している団体。

エンジェライト

流産・死産・新生児死などで赤ちゃんを亡くした方のグリーフケアを目指し、お話会やワークショップなどを開催しています。

Baby Loss Awareness Week ピンク&ブルーリボン運動

ピンク&ブルーリボン運動

毎年10月9日から15日は、Baby Loss Awareness Week~亡くなった赤ちゃんとご家族に想いを寄せる1週間~として国際的な啓発週間とされています。
流産・死産・新生児死等で赤ちゃんを亡くしたご家族への心のケアや支援の必要性について意識を高め、大切な赤ちゃんへ共に想いを寄せることで、希望を失いかけているご家族の孤立を防ぎ「ひとりじゃないよ」と生きる力を支えることを目的としています。
そして、短い時間でも家族に幸せをくれた赤ちゃんの命を讃える大切な機会です。
また、流産・死産・新生児死などで赤ちゃんを亡くし、深い悲しみの中にいるご家族を支え、心の支援の必要性を社会に啓発する国際シンボルマークとして「ピンク&ブルーリボン」が使われています。
詳しくは、周知活動を行っている団体「Baby Loss Family Support 'Angie'」のホームページをご確認ください。

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この記事に関するお問い合わせ先

健康課 母子健康係(こども家庭センターはつらつ)へのお問い合わせ
〒679-4167 兵庫県たつの市龍野町富永410-2

電話番号:0791-63-5121
ファックス:0791-63-2122

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