千本出土の鬼瓦
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指定名称:千本出土鬼瓦(せんぼんしゅつどおにがわら)
県指定・考古資料

新宮町千本で出土した3枚の鬼瓦で、方形の一辺は約32センチメートル、厚さ6センチメートル。この地は栗栖廃寺(くりすはいじ)と呼ぶ古代寺院跡と考えられている。
新羅(しらぎ)や唐(とう)の鬼瓦を模倣したものと思われ、3枚がそろっているのは珍しいことである。
神岡町の奥村廃寺でも同じ型の鬼瓦が出土しており、7世紀末から8世紀初めの美作(みまさか)道沿いに点在する寺院とともに、渡来系集団が残した遺物と推定されている。
【1枚は埋蔵文化財センターで保管、展示】
更新日:2025年03月31日