千本出土の鬼瓦

更新日:2025年03月31日

ページID : 3145

指定名称:千本出土鬼瓦(せんぼんしゅつどおにがわら)

県指定・考古資料

口を大きく開けた鬼の顔が表現された千本出土鬼瓦の写真

新宮町千本で出土した3枚の鬼瓦で、方形の一辺は約32センチメートル、厚さ6センチメートル。この地は栗栖廃寺(くりすはいじ)と呼ぶ古代寺院跡と考えられている。
新羅(しらぎ)や唐(とう)の鬼瓦を模倣したものと思われ、3枚がそろっているのは珍しいことである。
神岡町の奥村廃寺でも同じ型の鬼瓦が出土しており、7世紀末から8世紀初めの美作(みまさか)道沿いに点在する寺院とともに、渡来系集団が残した遺物と推定されている。

【1枚は埋蔵文化財センターで保管、展示】

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