日本製の内行花文鏡

更新日:2025年03月31日

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指定名称:鏡(仿製内行花文鏡)(かがみ・ぼうせいないこうかもんきょう)

市指定・考古資料

青錆が全体に広がっているが綺麗な円を保っている日本製の内行花文鏡を撮影した写真

龍野町日山(ひやま)の丘陵上で舶載鏡が発見されたとき、もう一つの箱形石棺が見つかり、この鏡はそこから出土したと伝えられる。
つまり、日山の丘陵にあったこの墓は、2基の箱形石棺があり、各々が鏡を埋葬していたと考えられるのである。
本鏡は直径7.5センチメートル。舶載品に比べて鋳(い)あがりが悪いことから、舶載鏡に倣(なら)って日本列島で製作されたものと推定されている。

【龍野歴史文化資料館で保管】

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