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最終更新日:2024年8月23日
龍野エリアは中央部を流れる清流揖保川と原生林・鶏籠山(けいろうさん)など緑豊かな自然にいだかれた龍野藩(たつのはん)5万3千石の城下町であり、「播磨の小京都」ともいわれています。
市街地には武家屋敷や白壁の土蔵、多くの先人の碑(ひ)なども残り、歴史と伝統のある風格を漂わせ、さらには市内各地に文化財が数多く点在しています。江戸時代の町家や醤油醸造施設などの産業遺産が残る龍野地区の一部は、兵庫県の景観形成地区の指定や、国の重要伝統的建造物群保存地区の選定を受けています。
地場産業である醤油・素麺・皮革とともに、近年は、紫黒米(しこくまい)など特色ある産業が根付いています。また、山陽自動車道龍野西IC周辺や播磨龍野企業団地では、住宅開発や企業誘致が進み、新たな拠点として活況を呈しています。
一方、童謡「赤とんぼ」の里として童謡による文化振興をはじめ、さくら祭や市民まつり、皮革まつりなど、年間を通じて多彩なイベントによる活力のあるまちづくりを展開しています。
たつの市の北部に位置する新宮エリアは、東部を南北に流れる揖保川と中央部を東西に流れる栗栖川(くりすがわ)の河川に沿って平野が開け、その他の地域は比較的急峻な傾斜地や丘陵地になっています。
西部では、上郡町・佐用町との1市2町にまたがる播磨科学公園都市が建設され、世界最大級の大型放射光施設「SPring-8」(すぷりんぐえいと)を利用した研究や開発、また、県立粒子線(りゅうしせん)医療センターでは、陽子線(ようしせん)や炭素線(たんそせん)を使った最先端のがん治療が行われるなど、世界に開かれたまちづくりが進んでいます。
一方、市街地の北には、弥生時代を中心とした縄文時代から平安時代の複合遺跡「新宮・宮内遺跡(しんぐう・みやうちいせき)」があり、国指定史跡となっています。このほか、觜崎(はしさき)の屏風岩(びょうぶいわ)・宮内天満神社の本殿・吉島古墳(よしまこふん)が国指定を受けているほか、多くの文化遺産などに恵まれた歴史と伝統のあるエリアです。
揖保川エリアは、たつの市を縦断する一級河川揖保川を中心に、豊かな自然に恵まれ、国道2号と山陽自動車道、JR山陽本線が横断する交通の要衝(ようしょう)となっています。近年はこの住みよい環境から田園住宅都市として宅地開発も進んでいます。
一方、南部では都市近郊型農業として野菜・花壇苗などの栽培が盛んで、特に揖保川トマトはこの地域を代表する農産物として人気を得ています。また、休耕田を利用してコスモス・紅花(べにばな)・とうもろこしなどを栽培して、農業の振興に地域ぐるみで取り組んでいます。
地場産業としては、伝統ある醤油醸造、全国一のシェアを持つエアバッグ部品製造や強化樹脂製造など、高度な技術力を誇る最先端企業が郷土の名を高めています。
国指定重要文化財「永富家住宅(ながとみけじゅうたく)」や里山散策道「ヤッホの森」など多くの歴史遺産や自然に出会えます。
揖保川下流域、瀬戸内に面し、自然の海岸線をもつ御津エリアは、四季を通し魅力がいっぱいです。
エリアの東にある新舞子浜は、瀬戸内海国立公園に属し、関西随一の遠浅海岸で、春は潮干狩り、夏は海水浴場として親しまれています。
その西には24ヘクタールもの丘陵に梅が咲き誇る綾部山梅林(あやべやまばいりん)や、300種類を超える世界の梅の品種を集めた世界の梅公園があります。綾部山梅林のすそ野には菜の花畑も広がり、ひと足早い春を満喫できます。
エリアの西に位置する「歴史とロマンの港町」室津は、国指定重要文化財となっている賀茂神社(かもじんじゃ)、江戸時代の面影を残す豪商の旧家を修復保存した室津民俗館(むろつみんぞくかん)、室津海駅館(むろつかいえきかん)等の文化財を始め、日本遺産に認定された北前船寄港地関連の遺構などが良好に残っており、ゆっくりとした時間の中に歴史を感じることができます。なお、室津地区の一部は、兵庫県の景観形成地区の指定を受けています。
また、瀬戸内でとれた新鮮な魚介類や、干拓地の野菜団地「成山新田(なりやましんでん)」で栽培された野菜、特産品である梅や酒米を加工した梅製品、清酒神力(しんりき)なども堪能できます。ランドセルの生産量も全国に大きなシェアを占めています。
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